学食漫遊記

20年前に大学生だった男が、学生時代を懐かしむと共に各大学の学食を食べ歩くブログ。

学食巡り 274食目 明海大学 浦安キャンパス

久しぶりの千葉学食巡り。

今回は明海大学 浦安キャンパス。

JR京葉線 新浦安駅から徒歩で10分ほど。

 

明海大学と言えば、「東京ディズニーランドが近くにある」、「不動産学部のある大学」、そして「ジローラモの出身大学」という事しか浮かばなかったが、果たしてどんな大学なのか、実際に足を運び、この目で確かめてきた。

 

f:id:gakushoku2016:20191211141346j:image

 

キャンパスは近隣住民にも開放されている様子で、ちびっ子達が無邪気に遊んでいた。

またこちらの大学に限らず、全面禁煙化の大学が増えている。これもまた時代の流れであろう。

学長は嫌煙家なのだろうか?

 

f:id:gakushoku2016:20191231211512j:image

 

建物は大学というよりも公共機関(市役所や病院)のような印象を受けた。

中央のローマ劇場型のステージは学園祭で活躍しそうな場所だな。


f:id:gakushoku2016:20191231211528j:image

 

立派な陸上競技場。


f:id:gakushoku2016:20191231211455j:image

 

学食はマリーンズ。

このネーミングは千葉だからか?


f:id:gakushoku2016:20191231211534j:image


学食はメニューが豊富で、どれも皆美味しそうだ。またアジア系を中心に留学生の姿が目立つ。彼らの為なのか、ハラールメニューも設けられていた。

 

f:id:gakushoku2016:20191231212257j:image

 

「とくだ値!ランチ 440円」

韓国風豚もつの煮込み 小鉢付き(サラダかプリン)。

 

留学生仕様なのか、辛い。しかしながら、コクがあって美味しかった。

漬け物セルフでサラダも付いて440円とは、まさに'' とくだ値っ!!''

しかもボリュームもあるし、コスパ最高!!


f:id:gakushoku2016:20191231211458j:image

 

食事を終え、購買に立ち寄り、いつもの校名入りのボールペンをお土産に買って次の目的地へと向かうのであった。 80円


f:id:gakushoku2016:20191231211508j:image

学食巡り 273食目 東京芸術大学 上野キャンパス

成田空港からの帰り道、「どこかでランチを…」と思っていた矢先、まだ東京芸術大学に行っていない事を不意に思い出し、上野駅で途中下車してみた。

 

キャンパスは道路を挟んで音楽学部と美術学部に分かれている。周囲には国立博物館や西洋美術館、科学美術館などの文化、芸術施設が建ち並び、都会の中にあって落ち着いた雰囲気が漂う。

 

一先ず音楽学部側にある食堂でランチする事にした。タイから帰国し、兎にも角にもお腹が空いているのだ。

 

f:id:gakushoku2016:20191122105516j:image

 

大学会館内にある、キャッスル。

学生の昼休みの時間帯は一般利用不可なので注意。


f:id:gakushoku2016:20191226183213j:image

 

中に入ると長年こちらで働いていたマスターの訃報が目に留まった。

きっと多くの学生や教職員の方々に慕われた存在だったのだろうな。

 

f:id:gakushoku2016:20191226183236j:image

 

ランチタイムを優に過ぎていた為、食堂内はひっそりと静まり返っていた。

また学生達も群れる事なく、思い思いに過ごしている様子である。


f:id:gakushoku2016:20191226183220j:image

 

盛り合わせ定食 550円。

チキンのレモンバジル焼き、コロッケ、焼肉の盛り合わせ。昔ながらの洋食屋にありそうなメニュー。品の良さの中にもボリュームがあり、お腹いっぱいになった。


f:id:gakushoku2016:20191226183223j:image

食事を済ませ、今度は反対側の美術学部へと移動する。

 

f:id:gakushoku2016:20191226213413j:image

 

予想に反して、キャンパスは意外と小さかった。

しかしながら、歴史ある建物が多く現存するのは流石、東京芸大と言ったところだ。

 

f:id:gakushoku2016:20191226230633j:image

 

無造作に置かれた丸太。

どんな作品に生まれ変わるのだろうか?


f:id:gakushoku2016:20191226230636j:image

 

2018にオープンした芸大アートプラザ。

美術学部長の日比野克彦氏を始めとする、芸大OBOGデザインの各種グッズが販売されている。

ピアノ型のマグネットと校名入りボールペンを購入。


f:id:gakushoku2016:20191226214117j:image


灼熱のタイから一気に現実に戻ったような今回の学食訪問であった。日本は寒い!!

 

f:id:gakushoku2016:20191226230911j:image

季節外れの福袋

今更…なのですが、昨年の夏に訪れた「京阪沿線 ぶらり学食めぐり スタンプラリー」の景品が当選したので紹介しておきます。f^_^;

 

実は秋くらいに届いていたものの、ものぐさな性格が災いして撮影するのをズルズルと先延ばしてしまい、新年の福袋と称して、ようやくアップしてみました。

途中で何度も挫けそうになりながらも、諦めずコンプリート達成した甲斐があったというものです。

 

昨年はこの京阪沿線学食スタンプラリーに限らず、これまで以上に国内外問わず各地の大学を訪ねた一年でした。

オリンピックイヤーの2020年はどんな学食に巡り合えるのか楽しみです。

 

f:id:gakushoku2016:20191217123404j:image

学食巡り 272食目 タイ商工会議所大学

学食男、電車の車両トラブルにより、まさかの帰国便に乗り遅れるという大失態を犯し、新たなフライトまでポッカリと時間が空いてしまった。

そこで迷う事なく空港を抜け出し、バイクタクシーに跨って、とある大学へと向かう。

 

その大学とは、University of the Thai Chamber of Commerce、すなわち、「タイ商工会議所大学」。

 

これまでも「ものつくり大学」や「甲子園大学」、「京都工芸繊維大学」など、ユニークな学校名に惹かれて大学を訪ねてきたが、「タイ商工会議所大学」という大学を偶然にも発見してしまい、余裕があれば行ってみたい!と密かに機会を窺っていたのだ。

 

「ここで行かなきゃ、いつ行くのだー!」

 

f:id:gakushoku2016:20191219141249j:image

 

校門前にいた警備員のお兄さんに許可を得て中に入ると大きな広場が現れた。

そして一際目を引く巨大なオブジェ。

天気も良く、且つインスタ映えしそうな場所故に沢山の学生達が撮影に興じていた。


f:id:gakushoku2016:20191219180121j:image

 

「商工会議所大学」というお堅い名前からはイメージし難い、可愛らしい犬のオブジェ。


f:id:gakushoku2016:20191219180112j:image

 

この日は校内でイベントが開催されるのか、至る所で準備をしていた。学園祭?


f:id:gakushoku2016:20191219180118j:image

 

f:id:gakushoku2016:20191219182704j:image

 

f:id:gakushoku2016:20191219181949j:image


f:id:gakushoku2016:20191219183912j:image

 

一通り散策し、いよいよ本題の学食。

草木に覆われて探すのに苦労したが、学生に聞いて無事に辿り着けた。

 

f:id:gakushoku2016:20191219182653j:image

 

前回、前々回のタマサートとチュラロンコーン大と比べると一般利用者らしき人は皆無。

しかしながら、このアウェイの状況下で食事するのが格別なのだ。


f:id:gakushoku2016:20191219182700j:image

 

当然の如く、メニューもタイ語オンリー。

幸い、写真があるので食べたい物を指させば良い。



f:id:gakushoku2016:20191219182707j:image

 

今回食べたのはこちら。

 

おかず三品+茹で卵が載ったぶっかけ飯。

40バーツ。

レッドカレー、野菜炒め、砂肝の生姜煮。完全に現地仕様の味で激辛。

 

そして、謎の黄色いお茶。

10バーツ。

学食のおばちゃんが「全然甘くないわよ」と言っていたのに激甘だったぞ。(^◇^;)


f:id:gakushoku2016:20191219182657j:image

 

今回、飛行機に乗り遅れていなかったら、訪れる事はなかったタイ商工会議所大学。

意気消沈していた僕の気持ちを見事に払拭させてくれた!

 

タイの学食は日本や他の国とも異なり、開放的で一般利用者も犬や猫も、そして鳥達も気軽に受け入れてくれる寛容的な空間であった。


海外学食巡り 第四弾タイ編 おしまい


f:id:gakushoku2016:20191219182640j:image

学食巡り 271食目 チュラロンコーン大学

タイ最古の歴史を持ち、最難関大学として名高いチュラロンコーン大学。

幸い、宿泊していたホテルから近かったので、徒歩で訪ねてみた。

 

f:id:gakushoku2016:20191118030350j:image

 

地図を見る限り、敷地はかなり広く、それぞれの学部ごとに建物が分かれている。

 

f:id:gakushoku2016:20191222165314j:image

 

その影響からか、キャンパス内には巡回バスが運行されていた。


f:id:gakushoku2016:20191222165320j:image

 

こちらはレンタサイクル。

因みにスクールカラーはピンク。


f:id:gakushoku2016:20191222165317j:image

 

ユニークなデザインと伝統的な建物が混在する独特なキャンパス。散策していても全く飽きないな。

 

f:id:gakushoku2016:20191222220159j:image


f:id:gakushoku2016:20191222220202j:image


f:id:gakushoku2016:20191222171203j:image

 

f:id:gakushoku2016:20191222214543j:image

 

芸術学部の辺りを歩いていたら、見覚えのある壁画を発見!!

タイでは仮面ライダーがかなり人気だと聞いていたが、名門大学のキャンパスで見かけるとは!!

日本人としてこれ以上嬉しい事はない。


f:id:gakushoku2016:20191222171222j:image

 

キリのいいタイミングで食事に。


f:id:gakushoku2016:20191222171225j:image

 

芸術学部の近くの学食だからか、女子大生が目立つ。


f:id:gakushoku2016:20191222171215j:image

 

食べたのはこちら。

 

ご飯の上に魚の唐揚げ、ニラレバ炒め、野菜炒めが盛られたぶっかけ飯。30バーツ。

 

屋台メシのように豪快に盛られた感じが食欲をそそられる。アロイ!!(美味しい)

辛さも控えめで日本人の口に合う。


f:id:gakushoku2016:20191222171200j:image

 

まだまだお腹空いていたので、学生寮に併設された学食へハシゴする。


f:id:gakushoku2016:20191222214039j:image

 

壁が金網で作られており、風が抜けて心地よい。時折、小鳥や野良猫、そして自転車に乗った学生が学食内を往来する脱力感満載なムードに癒される。



f:id:gakushoku2016:20191222214052j:image

 

先程の学食に比べると一般利用者らしき人は皆無。



f:id:gakushoku2016:20191222214055j:image

 

二食目は麺。25バーツ。

チャーシュー、厚揚げ、挽肉、空芯菜、蒲鉾、もやし、さつま揚げみたいな具材が入った麺。

さっぱりした味でこちらも美味しかった。


f:id:gakushoku2016:20191222214049j:image

 

帰りがけに購買に立ち寄り、このブログお馴染みの校名入りボールペンを初め、各種お土産を購入し、この日の学食巡りは終了するのであった。大満足!!


f:id:gakushoku2016:20191224164331j:image

学食巡り 270食目 タマサート大学 タープラチャン キャンパス

海外学食シリーズ、第四弾は微笑みの国タイ。

タイ料理と言えば、スパイシーなイメージが強いが、果たして学食はどんな味なのだろうか?

 

まず訪れたのはタイの名門、タマサート大学。

バンコク三大寺院(ワットポー、ワットアルン、ワットプラケオ)を観光した後、近くにあったので立ち寄ってみたのだ。

正門の守衛さんに見学の旨を伝えるも英語が通じず戸惑っていると、教授らしき人が声を掛けてくれて無事入る事が出来た。

 

f:id:gakushoku2016:20191114210402j:image

 

キャンパスを歩いていると、二匹の猫達が日本から遥々やってきた学食男を歓迎してくれた。

猫に限らず、タイでは人間と動物との距離が非常に近く感じる。


f:id:gakushoku2016:20191217181737j:image

 

またタイの大学生は、制服を着ているのが特徴だ。

日本と同じく、見た目が派手な子はスカートが短く、真面目そうな子はロングなのが興味深い。


f:id:gakushoku2016:20191217181742j:image

 

タマサート大学のシンボル的な時計台とタイ民主主義の父と称される、創設者プリーディー・パノムヨン像。


f:id:gakushoku2016:20191218152432j:image

 

図書館。

f:id:gakushoku2016:20191218152447j:image

 

キャンパスのすぐそばはチャオプラヤー川が流れており、様々な人達が一同、のんびりと過ごしている。

 

f:id:gakushoku2016:20191218152828j:image

 

学食。

学食は扉も無く、風通しのよい開放的な構造になっていた。

一般利用者も多くいるので居心地が良い。


f:id:gakushoku2016:20191218152441j:image

 

本日の料理人らしき人の写真。

“ 学生の皆さんに「おばちゃん、美味しかったよ!」と言われるのが一番の励みになります。” みたいな事が書いてあるのかな?


f:id:gakushoku2016:20191218152425j:image

 

各店舗は学食の外に設置されており、その場で注文し、学食内で食事するシステムだった。


f:id:gakushoku2016:20191218152422j:image

 

タイ最初の学食は、カオカームー。

トロトロになるまで煮込んだ豚足をご飯の上に載せたぶっかけ飯。

甘しょっぱいタレがご飯とマッチして美味しい!!付け合わせの青菜も箸休め的な感じで◎

35バーツ。


f:id:gakushoku2016:20191218152456j:image

 

お腹を満たした後、キャンパス内の購買で校名入りボールペンやトートバッグなどのグッズを購入し、ホテルへと戻る学食男であった…。


f:id:gakushoku2016:20191218152435j:image

学食巡り 269食目 立正大学 熊谷キャンパス

東武東上線高坂駅から森林公園駅で下車。

そこから路線バスに乗り、本日最終目的地 立正大学 熊谷キャンパスへ着いた。


f:id:gakushoku2016:20191205222948j:image

 

キャンパスは真っ平な敷地に建物や道がきちんと区画整理されており、悪天候でも非常に歩き易い。


f:id:gakushoku2016:20191213180131j:image

 

そして、先程の大東文化大が沢山の学生で賑わっていたのに比べると、こちらは実に静か。

広々とした敷地だけに余計そう感じる。

学生も穏やかそうな人が多い印象である。


f:id:gakushoku2016:20191213180134j:image

 

キャンパス内の野球場。


f:id:gakushoku2016:20191213184713j:image

 

一通り散策し、いよいよ学食へと向かう。

キャンパス内に5つあるが、まだお腹も空いていないので喫茶店へ入る事にした。


f:id:gakushoku2016:20191213184327j:image

 

ステラ2階にある喫茶室パルロット。

ドリンクの他、パスタや日替わりなども充実。


f:id:gakushoku2016:20191213184312j:image

 

髭を蓄えたエプロン姿の優しそうなマスターが、サイフォンでコーヒーを入れてくれそうな昭和の雰囲気漂う喫茶店(実際にはそんなマスターはおらず、二人の女性スタッフだった)。笑

 

天井が高いので、開放的で寛げる。

また晴れの日にはベランダのテラス席でお茶しても気持ち良さそう。


f:id:gakushoku2016:20191213184330j:image

 

ホットケーキ 270円とミルクティー 200円を注文。

 

学食は安くてもカフェは一般価格が多い中、こちらは値段も良心的。今時のふわふわパンケーキではなく、あくまでも昔ながらのホットケーキなのがいい。


f:id:gakushoku2016:20191213184350j:image

 

誰もいないのに乗じてパルロットで長居していたら、いつの間にやら日が暮れていた。

 

立正大学に限らず、東武東上線沿いには都内の大学の別キャンパスが目立った。

東京からのアクセスの良さや広大な敷地を確保出来るというメリットからだと思うが、本キャンパスとは異なる独自の進化をしている事を実感した。

同じ大学だが、似て非なるものである。

おそらく、学生の気質やライフスタイルなども違うかもしれない。受験生は志望校を決める際、立地も重要視すべきだと強く言いたい。

 

f:id:gakushoku2016:20191212204730j:image