今日は休日を利用して、バイクで身延山にツーリングしがてら身延山大学を訪問した。
国道一号線から富士川沿いを北上し、山梨へと向かう。途中、巨大な富士山が見えた。山頂にはうっすらと冠雪が確認出来た。
自然の雄大さを全身に感じ、気分も高揚する。
途中、休憩をはさみながら、予定より早く本日の目的地、身延山大学に到着。
身延山大学は日蓮宗総本山 久遠寺が設立した大学で、大学自体は創立20年そこそこであるが、全身の「善学院」を含めると実に450年の歴史がある。仏教学部のみの単科大学で、生徒数も約120名とかなり小規模な大学である。
大学の周囲は山、山、山、と言った具合。
今まで訪れた大学の中ではダントツに険しい立地である。但し、俗世間から逃れて勉強に励んだり、心身を修行するには格好の環境ではないだろうか?空気も澄んでいて身が締まる気分だ。さすがは総本山の名に相応しい場所である。
キャンパス内に入ると当然だが、坊主頭の学生や職員の姿が目立つ。
学食は校舎とは別に併設されていた。
少し早いが大丈夫と言う事で、一番乗りで食事をする。
学食内にこんなものが…。
これも仏教系の大学ならではである。
今回注文したのは、日替わりメニューの煮豚丼と温かいそば 500円。カウンター越しに精算する。
仏教系だから精進料理みたいな学食かと思いきや、から揚げ定食やカレー、ラーメンなど一般の大学と至って変わらなかった。
現代っ子は僧侶でも食事に関しては普通なのかもしれない。
ちなみに味は可もなく不可もなくと言ったところか…。但し、トッピングで天かすと漬け物が無料だったのが嬉しい。
食事を終え、お腹も満たされたので久遠寺を参拝しつつ、ロープウェイで身延山山頂を目指した。
途中、かなり急勾配な階段を登ったので、膝がガクガクになった。
こういう類のお寺や神社には決まって何百段も続く険しい階段がセットであるよな。
山頂まで登山だと2時間半くらいかかるらしいが、ロープウェイだと7分で着く。笑
この日は天気も良く、雲も無い青空だったので山頂からの景色は絶景だった。富士山も見えたし。
川の遥か向こうからここまでやってきたと思うと感慨深いものがある。
今回は今までにない、ワイルドさと大自然を存分に味わった学食巡りとなった。ツーリングや旅と併用して訪ねるのも面白い!
気分もリフレッシュできた。また地方の大学へと足を運んでみよう。