学食漫遊記

20年前に大学生だった男が、学生時代を懐かしむと共に各大学の学食を食べ歩くブログ。

学食巡り 147食目 Kiev National I. K. Karpenko-Kary Theatre, Cinema and Television University

ポーランドに続く海外学食シリーズ第2弾は、隣国ウクライナのKiev National I. K. Karpenko-Kary Theatre, Cinema and Television University。

 

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泊まった宿の近くにあったので、足を運んでみたぞ。

 

この大学は1904年に設立し、その名の如く、演劇や映画、テレビなどを学ぶ芸術大学である。

 

大学の周辺は大使館が軒を連ね、マロニエの木が生い茂っていた。マロニエキエフのシンボルらしく、街中でたくさん見掛けた。

 

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栗みたいな実。

 

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建物を訪れると、丁度おばさんが 掃除をしていた。この辺りは日本と変わらない。

 

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壁にくっ付いた装飾も、どことなく旧ソ連らしさが漂っている。

 

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建物入り口の横に食堂らしきものを発見。念の為近くにいた学生に尋ねたところ、「ここが学食だ。一般の人も利用出来る」との事。

という訳で躊躇する事無く中に入る。

 

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螺旋階段を降りて食堂に向かう。

 

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地下に降りると、ランチタイムだったので沢山の人が昼食を食べていた。学食というよりもレストランのような素敵な雰囲気。

また、学生よりも一般利用者が目立つ。

 

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前回訪れたポーランドの学食と同じく、こちらもビュッフェスタイルだった。

僕はロシア語がわからないので、英語で指差しながら食べたいものを頼んでみた。

 

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料理は魚よりもローストチキンやハンバーグなどの肉料理が多かった。どの料理もきちんと手作りな感じで美味しそうだ。

 

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支払いを済ませ、空いている席に座る。

今回、僕が食べたのはこちら。

 

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茄子メインの野菜炒め…茄子のエグ味があった。別の店でも茄子が苦くて、アク抜きしないのか?若しくはそういう種類なのか?

 

鶏のつくねみたいなやつ…例えるならば、ロールキャベツの中身みたいな感じ。美味しい。

 

スープ…ベーコン、玉ねぎ、人参、ジャガイモ入りのスープ。レモンがアクセントになっていた。さっぱりした味。

 

ジュース…いわゆるりんごジュースなのだが、燻製の香りが漂っていた。日本人には少々癖があるかも。

 

黒パン、白パン…パンは無料。好きなだけ食べていい。

 

合計83フリビュニャ 約332円。 安い!!

 

ポーランドに続き、ウクライナでも学食を食べる事が出来て何とも嬉しい限り。

しかしながら、その一方で日本の学食のように大勢の学生に囲まれて、完全アウェイの中でポツンと食事をしてこそ、「俺は外国の学食で食事をしたんだぞ‼︎」と胸を張って言えるのではないか?とも思った。

一般利用者が沢山いる学食では通常のレストランと何ら変わらないし、まだまだ御膳立てしてもらった感がある。サッカーで例えるならば、フリーな状態で無人のゴールにパスされてシュートするようなものだ。

 

なので、次回は学生&教職員で溢れる完全アウェイな異国の学食で食事を、大勢の相手ディフェンダーにマークされながらオーバーヘッドで豪快にゴールしてみたい!!笑

 

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