宝塚の''甲子園''を後にし、阪急線仁川駅で降りて次の目的地 関西学院大学へと向かう。
以前、関西学院の紹介記事を読んだ際、異国情緒漂うこのキャンパスに魅了され、一度この目で確かめてみたいと思っていたのだ。
西宮の閑静な高級住宅街を抜け、歩く事20分。
キャンパスに到着。
ちなみにこの関西学院大学、正しくは「くゎんせいがくいんだいがく」と読む。これは、大学が設立した明治頃は、関西(かんさい)を「かんせい」と漢音読みしていたので、現在でもそのまま使用しているそうだ。要するに、それだけ歴史のある大学という訳だな。
正門を通り抜けると、目の前には大学のシンボルでもある時計台が六甲山を背に聳えていた。
一番見たかったモノがいきなり現れて大興奮‼︎
生で見るとより一層迫力があるな。
こちらのキャンパスをデザインしたのは、関西を中心に日本で西洋建築を手掛けたアメリカ出身のウイリアム・メレル・ヴォーリズ。
建築家でありながら、メンソレータムを日本に普及させた人物でもあるそうだ。笑
内部はこんな感じ。
この建物はスパニッシュ・ミッション様式と言うらしく、以前スペインのアンダルシア地方を旅した時にも似たような雰囲気の建物があった事を思い出した。
散策をそこそこに学食へ…。
生協を初めとして複数あるが、時計台と並び、もう一つの行きたかった場所があったのだ。
それは、三田屋本店のステーキ。
かれこれ30年以上も営業している本格派ステーキが食べられるお店である。
広いキャンパスにひっそりとあるので、やや見つけにくかったが、案内看板を目印に到着。
入り口にある券売機で食券を購入。
ランチタイムをずらして入店した為、店内には男子大学生がメンチカツを食べている他に誰もいなかった。
程なくして、ステーキランチが来た。
熱々の鉄板からは湯気が立ち込めており、食欲が湧いてくる。
1200円と学食にしてはかなり強気な設定だが、その分味は保証付き!! ポン酢系のタレとの相性も◎ (以前は600円だったらしく、徐々に値上がり1200円で落ち着いたらしい)
スープはお代わり可能。
あと個人的には量が少なく、もう一皿は余裕でイケたな。食欲旺盛な大学生がメインな訳だから、質より量にしてもいいのではないかと思った。まあ、女性や高齢者には丁度良い量とでも形容しておこう。
多少の空腹感を抱えつつも念願が叶い、満足である。
帰り際、購買にて豪華な校名入りボールペン298円とメモ帳 110円を購入し、くゎんせい学院大学の学食訪問を終えた。
こんな素敵なキャンパスで学生生活を送る関学生が何とも贅沢で羨ましい…。