こちらも以前に訪れた甲子園大学同様、高校生の頃からずっと気になっていた大学の一つである。京都らしい渋いネーミングが心の奥にずっと引っ掛かっていたのだ。
近鉄 向島駅から徒歩15分、だだっ広い畑の中にお目当ての大学はあった。
正直に言うと、キャンパスは想像していたものとは随分と異なった。
「 種智院 = お寺 」 のイメージだったので…。
何でもこちらのキャンパスは1999年に移転したそうで、元々は東寺の境内にあったそうだ。
目の前にいた銅像に一礼をして、脇目も振らず学食へと向かった。
というのも、大学周辺が工事中で道を迂回した結果、閉店時間が差し迫っていたのだ。
「ここまで来ながら学食未遂になってしまうのか!」
焦りまくる学食男!!
学食が見えた!!
中に入ると、一人の学生がまだ食事していた。
念の為、スタッフの人に確認すると「油を捨てたので揚げ物は出来ないけど、それ以外ならばまだ大丈夫」との事。
良かったー(*´∀`*)/
学食の名前は、遊食邸 種智院大学店。
京フーズが運営している。
地産地消に拘った新鮮な食材を提供しているのが特徴で、選挙のポスターを模した生産者紹介もユーモアがあって実に和む。
今回僕が食べたのはコチラ。
日替わり和食定食 490円。
鯖の味噌煮、卵焼き、ひじき、サツマイモ、煮物など和食ムード全開。
昨日の学園都市駅 学食巡りで疲労困憊な自分には丁度いいメニューだ。胃袋に優しそう。
また種智院らしさも存分に醸し出しているのではないだろうか?
漬け物がセルフサービスなのも◎
「種智院大学」と校名が入った毛筆があれば是非とも購入したかったのだが、あいにく購買らしき場所が見当たらなかった。残念‼︎
それにしても、仏教系の大学は一般利用出来る学食が多い。
種智院大学に関して言えば、そもそも全身の綜芸種智院が一般庶民の為に門下を開いた訳で、そういった寛容の精神が関係しているのかもしれないな。
そんな事をあれこれと考えていたら、実に清々しい気分になった。合掌。