元号が「平成」から「令和」に変わる前にどうしても訪れておきたい場所があった。
「平成」を冠した大学と言えば、ファミマの店内CMでお馴染みの帝京平成大学を真っ先に思い浮かぶ人も多いかと思われるが、実は「平成」を大学名に取り入れたのは福山平成大学が一番初めなのだ。
JR福塩線 道上駅から徒歩15分でキャンパス到着。隣の万能倉駅からも同様に徒歩15分ほど。
住宅街を抜けると、「平成」の二文字が眩く輝いていた。
1994(平成6年)に創立した福山平成大学は、経営学部、福祉健康学部、そして看護学部の三学部から成る。
元々こちらのキャンパスは広島大学の農場跡地で、東広島キャンパスへの移転を機に市内の若者層の減少を危惧した地元の経済界と福山大学がタッグを組み、新たに福山平成大学を設立したそうだ。その経緯で福山大学とは姉妹校の関係性にある。
キャンパスは起伏もなく、緩やかな立地と言った所か。
まだまだ新学期が始まってまもないので学生もまばらな印象だ。
福山平成大学の歌。
普段なら通り過ぎてしまいがちな石碑も「平成」を意識するとついつい足を留めてしまう。
さて、学食。
八号館にある。さくらDining。
丁度、訪れたのが桜の開花季節と重なり、何ともタイムリーなネーミングだ。
最近完成したのか、内部はすごくきれいでお祝いのお花が所々に飾られていた。
券売機は学生、教職員と学外用に分かれていて、一般利用者は50円UP。
キャンパス入り口にも一般利用者歓迎の案内板が設けており、実際に僕以外にも作業着姿の工事関係者や近隣住民らしき人達を見かけた。
とはいえ、多くの学生で賑わう昼休みの時間帯は控えるのがマナーである。
今回は日替わりC(豚カルビ丼とかけうどん)
550円をセレクト。
厚切り肉にニンニクが効いたソースでご飯が自ずとすすむ。まあまあボリュームもある。
うどんは関西風の薄めのつゆだった。
食事の後、二階にある売店で大学オリジナルグッズを探すも特に何も無かった。残念…。
平成が終わり、やがて元号が新たに変わると、おそらく「令和」を冠した大学が出てくるだろうな。
その際には是非とも訪問してみたいものだ。
平成も残り僅か…。