しばらく歩くと遥か彼方にキャンパスが見えてきた。
今回のような郊外の学食巡りは交通機関が不便な反面、普段ならば見落としがちな些細な四季の変化を発見出来る事である。また、学生が絶対に通らないような独自のルートを検索して目的地まで行くのも楽しい。
最早、学食巡りの範疇を超えて、別の何かを得ているようだ。
そんな事を考えているうちに本日二校目の東洋大学 川越キャンパスに到着。
正門の守衛さんに一声掛け、いざ中へ!!
随分と年季の入った表札。
川越キャンパスは、理工学部と総合情報学部の学生が学んでおり、陸上競技場や野球場などの各スポーツ施設も整備されている。
この学食ブログで一番初めに訪れた都心の白山キャンパスとはまるで異なり、典型的な郊外型のキャンパスと言ったところか。
学食は食堂棟にあるカパティーナ。
この他に生協もあった。
独自運営だけに、見慣れないメニューが目立つ。これは期待出来そうだ!!
あれこれと悩んだ挙句、キャンパスランチB あじのエスカベッシュを食べる事にした。 450円。
「エスカベッシュとは何ぞや?」と思い、調べてみるとフランス料理で、要するに南蛮漬けのようなものらしい。
エスカベッシュを食べてみると、揚げてから時間が経っているのか、鯵がカチカチで噛み砕くのがハードだった。
やはり、フライは揚げたてに尽きると痛感。
しかしながら、他の学食では味わえないユニークなメニューが目立つので、そこは大いに評価したい。
食事を終え、キャンパスをぐるりと散策して本日の学食巡りを終了した。
近年の少子化でキャンパスが都心に集結する傾向あるが、郊外型のキャンパスも自然と触れ合える絶好の機会なので残してもらいたいものだ。