海外学食シリーズ、最後の悪あがきという事で、帰国前の僅かな時間を利用して空港近くの大学に立ち寄ってみた(どんだけだよっ‼︎)。
今回訪れたのは、ポーランドの首都ワルシャワにある、Uniwersytet Warszawski Wydział Zarządzaniaという大学。正直、ここの学食を利用出来るのかも、そもそも学食自体あるのかも全く未知数で且つ、どんな大学なのかすらわからなかったのだが、勢いで来てみた。
旅の恥はかき捨てだ‼︎
受付で学食の事を聞くと、「中にあるから行ってみろ」と言われた。期待に胸を膨らませ、建物に入る。
建物の中に入ると、警備員がいたので改めて学食の旨を伝えると、「今日は上の階にある軽食しか営業していない」と言われる。
「あー!!ラストチャンスなのに学食食べられず帰国かよ」
「まあ、メインでは無いにせよ、何かしら食事が出来ればいいではないか…」
「そもそも無計画な訳だし、ここまで来ただけでも頑張ったよ、俺」
軽食に向かう階段を登りながら、こんな事を考えていた。
階段を登ると軽食コーナーらしきお店を発見!! 休み時間だからか、大勢の学生がいる。
完全アウェイな状況だが、果たして大丈夫か⁉︎
学生に混ざり、メニューを見る。
意外にも学生達に白い目で見られる事もなく、馴染んでいるぞ。笑
しかしながら、ポーランド語しか無く、メニューはチンプンカンプンだ( ̄O ̄;)
唯一わかるのは、KAWA(coffee)くらい。
店員のおばちゃんも英語がまるで話せず、右往左往していると、一人の女子学生が助けてくれた。
どうにか彼女の力を借りて、サンドイッチ(ハム)とコーヒーを購入。合計8ズロチ 240円。
サンドイッチを食べながら少し話したのだが、ここはエンジニアを目指す大学らしい。
しかしながら、女子学生が多い印象だった。日本だとエンジニアは男ばかりなのに謎である。他の学科が女子ばかりなのか?
さて、4カ国5回に渡ってお届けした海外編。
日本の学食とは雰囲気やスタンスが異なり、中々興味深い学食巡りとなった。
個人的には、こちらで一般的だったビュッフェスタイルを日本でももっと取り入れたらいいと思った。サラダバーはあるけど、ビュッフェは生協系以外だとあまり見掛けないし。
あとは日本以上に一般利用者が多かったのが印象的だった。それだけ学食が身近な存在なのかもしれないな。
終始緊張しながらも、最後に訪れた大学で学生の親切心に感激し、実に晴れやかな気分で締める事が出来た。有り難い。
また海外に行く機会があれば、是非とも現地の学食を訪れてみたい!!
やっぱり、学食最高!!
FIN