学食漫遊記

20年前に大学生だった男が、学生時代を懐かしむと共に各大学の学食を食べ歩くブログ。

学食巡り 152食目 東邦大学 大森キャンパス

今回の学食レポは、大森にある東邦大学

 

京急 梅屋敷駅を降り、商店街を通ってキャンパスに向かう。

 

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途中、美味しそうな総菜屋やインド料理の香辛料の香りに何度も心奪われそうになりながら、誘惑を断ち切り10分程で到着。笑

 

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ここ大森キャンパスは、東邦大学病院に隣接しており、医学部と看護学部の学生が学んでいる。病院に比べるとキャンパス自体はこじんまりとした印象を受けた。

 

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この病院は、かつて一世を風靡したドラマ「スチュワーデス物語」のロケ地として度々登場しており、30年以上経った今でも変わらない雰囲気に思わず心が弾んだ。羽田空港にも近いから、おそらくその流れでここで撮影したのだろうな。

 

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余談はこのくらいにして、本題の学食に話を戻すとする。

 

キャンパスに着いたものの、営業時間が11時30分からだったので、先に売店でクリアファイル100円を購入し、開店までしばし待つ。

 

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お店の名前は、l'est。(ル・エスト)

白を基調とした医療系の大学らしいキレイな学食だ。また、オシャレカフェみたいな雰囲気で落ち着く。

尚、12:10〜13時は学生優先なので、配慮が必要である。

 

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今回は、日替わりのチキングリル 焼肉風ソースを食べる事に決めた。一般520円。学生450円。

三種類の中から小鉢を一品選べ、オクラとしめじの胡麻味噌和えにした。

また、ライス大盛り、お代わり無料なのが嬉しい。

 

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女子率が高いので、ご飯は大盛りで普通盛くらいだった。味は普通に美味しい。
味噌汁は健康に配慮したのか、薄味。具材はもやしと人参だった。
ドレッシングは自家製風。コーンポタージュみたいな色。気になったのでこれにした。レモンベース。 

 

食事を終え、辺りを見回すと医療系大学だけに、白衣や看護師の制服姿の学生ばかりであった。お昼休みが近づき、更に人が集まってきたのでそそくさと退散した…。

 

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学食巡り 151食目 神奈川大学 横浜キャンパス

学食blogやその他サイトで度々好評価を受けている神奈川大学の学食。その実態を確かめる為、横浜キャンパスまで足を運んでみた。

 

東急東横線 白楽駅を降り、昭和な雰囲気漂う商店街を抜け、更に登り坂を通ると横浜キャンパスに到着した。ちなみに改札から30秒なのはマクドナルドで、キャンパスまでは15〜20分くらいかかる。笑

 

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実は以前に試験監督のアルバイトで神奈川大学に来た事がある。

しかしながら、 その時には学食は立ち寄らず、教室しか記憶にないので、実質的に初めて訪れる事になる。

 

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キャンパス内にはいくつか学食があるのだが、今回は前評判の高い10号館にある「カルフール」で食べる事に決めていた。期待を膨らませ、中に入る。

 

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最初に目に留まったのが、「学食利用法」の案内板。度々メディアで取り上げられているだけに、僕のような一般利用者が多数来ているのだろうか? 

 

各学食によって買い方、並び方がバラバラなので、これは有り難い。僕も間違えた経験が度々あるからな。例えるならば、知らない土地の路線バスに乗るような感覚だ。

 

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次に目に留まったのがメニューだ。

カルフールは生協が運営しているが、いわゆる他の生協系の学食で見られる共通メニューが見当たらない。それどころか、独自のメニューばかり。これは一体どういう事だ?

 

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そんなユニークなメニューの中から、イチオシ感のある「豚レバー唐揚げ定食」をセレクト。

 

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豚レバー唐揚げ定食500円。 ご飯大盛り無料。
味噌汁…やや赤出汁。わかめ、ほうれん草、春雨、お麩、ネギ、

 

正直、写真と実物が随分と違い、量が少なく感じた。キャベツともやし炒めを端に寄せて肉と分類させたら、まばらな印象は消えた。盛付けは素直にこちらで良かったのでは?

味はまずまず。

 

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そして、カルフールと並び、話題になるのが二階にある「シフォン」の神大ソフト。デザートとして食べてみる事にした。

 

生乳を使用した本格派ソフト。先ず、カップかワッフルかを選択し、続いてフルーツミックス、チョコナッツなど数種類のトッピングから好きな物を選ぶ。

今回はチョコナッツにした。240円。

こちらはボリュームもあるし、生乳ならではのコクのあるソフトクリームで後引く味だった。沢山の女子学生が並んでいたのも納得。

これはイケる◎

 

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神大ソフトを食べ終え、キャンパスを散策して今回の学食巡りは終了した。

 

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率直な感想としては、前評判に反して個人的には他の学食を凌駕する程ではなかった。

もちろん、生協系にもかかわらず独自メニューが充実していたのは好評価だったし、ソフトクリームは美味しかった。

しかしながら、中央大学 八王子キャンパスのビル全体が丸ごと学食のような大迫力、青山学院 渋谷キャンパス、帝京 板橋キャンパスのクオリティの高さ、国士舘 町田キャンパスのボリュームの多さ、更に新興勢力 千葉商科大学の台頭など、学食はタケノコのように新しく誕生し、進化している。

故に例え現段階で高評価だとしても一寸先は闇。大学全入時代だからこそ、学食もより熾烈な競争になると僕は思う。

 

とは言え、一品だけでは評価し難い部分もあるので、再度訪問してその真偽を確かめたい。

 

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学食巡り 150食目 Uniwersytet Warszawski Wydział Zarządzania

海外学食シリーズ、最後の悪あがきという事で、帰国前の僅かな時間を利用して空港近くの大学に立ち寄ってみた(どんだけだよっ‼︎)。

 

今回訪れたのは、ポーランドの首都ワルシャワにある、Uniwersytet Warszawski Wydział Zarządzaniaという大学。正直、ここの学食を利用出来るのかも、そもそも学食自体あるのかも全く未知数で且つ、どんな大学なのかすらわからなかったのだが、勢いで来てみた。

旅の恥はかき捨てだ‼︎ 

 

受付で学食の事を聞くと、「中にあるから行ってみろ」と言われた。期待に胸を膨らませ、建物に入る。

 

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建物の中に入ると、警備員がいたので改めて学食の旨を伝えると、「今日は上の階にある軽食しか営業していない」と言われる。

 

「あー!!ラストチャンスなのに学食食べられず帰国かよ」

 

「まあ、メインでは無いにせよ、何かしら食事が出来ればいいではないか…」

 

「そもそも無計画な訳だし、ここまで来ただけでも頑張ったよ、俺」

 

軽食に向かう階段を登りながら、こんな事を考えていた。

 

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階段を登ると軽食コーナーらしきお店を発見!! 休み時間だからか、大勢の学生がいる。

完全アウェイな状況だが、果たして大丈夫か⁉︎

 

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学生に混ざり、メニューを見る。

意外にも学生達に白い目で見られる事もなく、馴染んでいるぞ。笑

しかしながら、ポーランド語しか無く、メニューはチンプンカンプンだ( ̄O ̄;)

唯一わかるのは、KAWA(coffee)くらい。

 

店員のおばちゃんも英語がまるで話せず、右往左往していると、一人の女子学生が助けてくれた。

 

どうにか彼女の力を借りて、サンドイッチ(ハム)とコーヒーを購入。合計8ズロチ 240円。

 

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サンドイッチを食べながら少し話したのだが、ここはエンジニアを目指す大学らしい。

しかしながら、女子学生が多い印象だった。日本だとエンジニアは男ばかりなのに謎である。他の学科が女子ばかりなのか?

 

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さて、4カ国5回に渡ってお届けした海外編。

日本の学食とは雰囲気やスタンスが異なり、中々興味深い学食巡りとなった。

個人的には、こちらで一般的だったビュッフェスタイルを日本でももっと取り入れたらいいと思った。サラダバーはあるけど、ビュッフェは生協系以外だとあまり見掛けないし。

あとは日本以上に一般利用者が多かったのが印象的だった。それだけ学食が身近な存在なのかもしれないな。

 

終始緊張しながらも、最後に訪れた大学で学生の親切心に感激し、実に晴れやかな気分で締める事が出来た。有り難い。

また海外に行く機会があれば、是非とも現地の学食を訪れてみたい!!

 

やっぱり、学食最高!!

 

FIN

 

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学食巡り 149食目 Plovdiv university

海外学食シリーズ 第四弾は、ヨーグルトでおなじみのブルガリア

今回は第二の都市プロヴディフにあるプロヴディフ大学を訪れてみた。

 

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この日は生憎の雨。


ブルガリア滞在中、天候に恵まれていたので、テンションも下がる。しかしながら、観光名所のローマ円形劇場跡から見る市街地の景色や旧市街を散策しているうちに自ずと気分が高揚してきた。ヨーロッパの風景はどこを歩いていても絵になるから不思議だ。

 

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さて、今回プロブディフ大学を訪れた理由、それはブルガリア人の友達の出身大学だからである。

学生時代を過ごした思い出の学び舎がどんな感じなのか、非常に興味深かったのだ。

 

雨の中、Googleマップを頼りに大学を探し、それらしき場所に着いた。

 

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入口付近で屯する学生達を尻目に校舎の隣にある学食へと入る。

 

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中に入ると、一階がファストフードがメイン、地下階が学食みたいな作りになっていた。

何だか、80年代のアメリカ映画に出てきそうな食堂である。笑

 

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学食が目的なので、地下階へ向かう。

お店の名前はf10と言うのだな…。

 

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地下に入ると沢山の学生や関係者で溢れ、ほぼ満席状態。大丈夫なのか? 一抹の不安が頭をよぎる。

 

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取り敢えず、最後尾にいた学生に一般利用ができるのか尋ねると、「Of course! Why not?」と一言。

ならば、もう迷う事は無い。笑

 

例によって、メニューが読めないので、ビュッフェスタイルの中から自分の好きな物を指差して選んでいく。

サラダが無かったので、ブルガリア名物のショプスカサラダを頼んだら、メインディッシュについていた…。

サラダがカブってしまった。f^_^;

 

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今回頼んだのがコレ。

 

ショプスカサラダ…白いチーズ、きゅうり、トマト
スープ…チキンと刻んだ人参、パスタみたいなのが入っていた。食べ応え抜群
メイン…クリスピーチキン。手羽元
キャベツ、トマト付き。

 

計 7レバ(476円)

 

満席で非常に写真撮りにくく、写り具合がイマイチなのはご勘弁を…f^_^;

アウェイ感が半端なかった。

 

本当は友達と一緒に訪れたかったが、あいにくブルガリアには住んでいないので、実現不可能だった。

しかしながら、友達の出身大学で食事が出来て満足である。

 

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学食巡り 148食目 Moldova state university

海外学食シリーズ 第三弾は、モルドバ共和国

 

正直、モルドバと聞いてピンと来る人は余りいないかもしれないが、旧ソ連の構成国の一つであり、隣国ルーマニアと同じ民族である。それから、かつて日本で流行った「恋のマイアヒ」を歌っていたO-ZONEモルドバ出身である。

 

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今回訪れたのは、首都キシナウにあるMoldova state university。1946年設立の国立大学である。

前回に引き続き、宿泊していた宿から近くにあった理由で選んだ。

 

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キャンパスは開放的な雰囲気だったので、気兼ねなく入る事が出来た。すると、ここの学生らしき人に施設の場所を聞かれた。

明らかに旅行者、しかも日本人なのに、何故に僕に聞くのだ? 笑

 

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予想外な出来事に驚いたが、気を取り直して再び歩く。

 

すると美味しそうな匂いがした。

 

「早速、来たか‼︎」

 

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看板を発見‼︎

 

予想的中‼︎

そう、学食である。

 

モルドバ語 CANTINA = 英語 Canteen なんだろうな。

 

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近頃はキャンパスマップを見なくても学食の場所が感覚でわかるようになってきた。

幾多の学食巡りを通じて、五感が研ぎ澄まされているみたいだ。笑

 

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中に入ると緑と黄色を基調としたシンプルな食堂だった。この配色は日本では見かけない。

何だか、東南アジアや中米っぽい。

 

そして、利用しているのは学生ばかりだ。

規模は小さいが、アウェイな雰囲気に思わずニヤける。

これで、ウクライナでの雪辱が晴らせそうだ。

 

モルドバの学食も今までと同様に、ビュッフェスタイルだった。戸惑いながらも陳列されたおかずの中から自分の好きなモノを指差しながら注文してみた。

 

今回食べたものがコレ。

 

スープ…じゃがいもとパスタが入ったコンソメベースのスープ。

 

サラダ…刻んだトマト、きゅうりの上にチーズがかかったサラダ。オリーブオイルをかけて食べる。

 

カツレツ

パン

 

合計37lei  約233円。

肝心の味は全体的にクセも無く、あっさりとしていた。値段を考えるとかなりコスパは良いと思う。

 

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食事を済ませ、再びキャンパスを散策する。

今まで訪れた大学に比べると、大きな中庭があり、思い描いていた大学そのままの風景だ。

花壇の花がきれいだったので記念に撮っておいたぞ。

 

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きれいな花を見て上機嫌で歩いていると、中庭の一角に人が倒れているのを発見した!!

 

「こりゃ、大変だっ!!」

 

ダッシュで近寄る…!!

 

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遠目で人だと思ったモノは、実は人形であった。

 

「あー、騙されたっ!!」

 

余計な心配して損した。

まあ、本当に人じゃなくて良かったのだが…。

しかしながら、何故にこんなものが…‼︎

 

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この人形、日本からやってきた学食男をイタズラする為のものでは毛頭なく、実は授業の教材としてそこに置かれていたのだ。

実際、白衣を着た学生がダミーの死体を現場検証していたり、カメラで撮影していた。

おそらく、犯罪学みたいな授業なのだろう。

 

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入り口で質問してきた学生といい、中々驚かせてくれる大学だな。笑

 

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一通りキャンパスを散策し、ベンチに座っていたら睡魔が襲ってきて寝てしまった。ポカポカした天気と食後と言う事も影響しているだろう。

 

30分くらい寝ただろうか、何だか周りが騒々しいので目が覚めるとおばちゃん達がベンチの周りに座って雑談しているではないか‼︎

何となくバツが悪かったので、今回の学食巡りを終了する事にした。

 

次回 ブルガリア編に続く…。

 

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学食巡り 147食目 Kiev National I. K. Karpenko-Kary Theatre, Cinema and Television University

ポーランドに続く海外学食シリーズ第2弾は、隣国ウクライナのKiev National I. K. Karpenko-Kary Theatre, Cinema and Television University。

 

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泊まった宿の近くにあったので、足を運んでみたぞ。

 

この大学は1904年に設立し、その名の如く、演劇や映画、テレビなどを学ぶ芸術大学である。

 

大学の周辺は大使館が軒を連ね、マロニエの木が生い茂っていた。マロニエキエフのシンボルらしく、街中でたくさん見掛けた。

 

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栗みたいな実。

 

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建物を訪れると、丁度おばさんが 掃除をしていた。この辺りは日本と変わらない。

 

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壁にくっ付いた装飾も、どことなく旧ソ連らしさが漂っている。

 

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建物入り口の横に食堂らしきものを発見。念の為近くにいた学生に尋ねたところ、「ここが学食だ。一般の人も利用出来る」との事。

という訳で躊躇する事無く中に入る。

 

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螺旋階段を降りて食堂に向かう。

 

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地下に降りると、ランチタイムだったので沢山の人が昼食を食べていた。学食というよりもレストランのような素敵な雰囲気。

また、学生よりも一般利用者が目立つ。

 

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前回訪れたポーランドの学食と同じく、こちらもビュッフェスタイルだった。

僕はロシア語がわからないので、英語で指差しながら食べたいものを頼んでみた。

 

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料理は魚よりもローストチキンやハンバーグなどの肉料理が多かった。どの料理もきちんと手作りな感じで美味しそうだ。

 

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支払いを済ませ、空いている席に座る。

今回、僕が食べたのはこちら。

 

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茄子メインの野菜炒め…茄子のエグ味があった。別の店でも茄子が苦くて、アク抜きしないのか?若しくはそういう種類なのか?

 

鶏のつくねみたいなやつ…例えるならば、ロールキャベツの中身みたいな感じ。美味しい。

 

スープ…ベーコン、玉ねぎ、人参、ジャガイモ入りのスープ。レモンがアクセントになっていた。さっぱりした味。

 

ジュース…いわゆるりんごジュースなのだが、燻製の香りが漂っていた。日本人には少々癖があるかも。

 

黒パン、白パン…パンは無料。好きなだけ食べていい。

 

合計83フリビュニャ 約332円。 安い!!

 

ポーランドに続き、ウクライナでも学食を食べる事が出来て何とも嬉しい限り。

しかしながら、その一方で日本の学食のように大勢の学生に囲まれて、完全アウェイの中でポツンと食事をしてこそ、「俺は外国の学食で食事をしたんだぞ‼︎」と胸を張って言えるのではないか?とも思った。

一般利用者が沢山いる学食では通常のレストランと何ら変わらないし、まだまだ御膳立てしてもらった感がある。サッカーで例えるならば、フリーな状態で無人のゴールにパスされてシュートするようなものだ。

 

なので、次回は学生&教職員で溢れる完全アウェイな異国の学食で食事を、大勢の相手ディフェンダーにマークされながらオーバーヘッドで豪快にゴールしてみたい!!笑

 

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学食巡り 146食目 John Paul II Catholic University of Lublin

学食男、先日東ヨーロッパに行ってきたので現地の学食を訪れてみたぞ。

地方遠征を遥か飛び越えて、いよいよこのblogも海外に進出だ‼︎

 

今回レポートするのは、ポーランド東部の町ルブリンにある John Paul Ⅱ Catholic University of Lublin。

 

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ルブリンには沢山の大学があり、さしづめ文教都市といった感じの町だ。また、ルブリン城を基点に広がる旧市街は、規模は小さいながらも一見の価値は十分にあると思う。個人的にはライトアップされた夜の景色がオススメ。

 

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さて、ポーランドの学食に関しては現地在住の友達にある程度聞いておいたので、割とスムーズに事が運んだ。

 

ポーランドの学食は、「ストウォフカ」と呼ばれる独自のものがある。

いわゆる日本の学食とは少し違うのだが、例えるならば大学や会社に併設した大衆食堂みたいな感じ。なので部外者でも気楽に食事が出来る。

「学食に興味はあるけど、大学の中に入って学生に囲まれながら食事するのは勇気がいる…」みたいな人には、まさに打ってつけの場所と言えよう。もちろん、値段もお手頃だ。

 

先ほど「誰でも気楽に利用出来る」などと軽はずみで書いてしまったものの、海外の学食訪問は未経験だったので、内心スゴく緊張した。

一緒に行った友達も初めてだったので、一抹の不安を抱きつつ二人で中に入る。

 

お店の名前はMENSA ACADEMICA。

ちなみにドイツの学食もMENSA(メンザ)という。これも隣国たる由縁であろうな。

 

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ライチタイムにもかかわらず、食堂内は薄暗く誰もいない。営業終了なのか?

 

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奥の方にスタッフがいたので、食事したい旨を説明すると、別室に案内された。

 

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別室の扉を開けると、既に何人かがランチしていた。

なんでも、今はまだ授業が始まっていないので、別室のみで営業しているとの事。普段はあの薄暗い方がメインらしい。笑

確かに、学生らしき利用者は少ない。

 

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日本のような日替わり定食は無く、自分の食べたいメニューを選んで注文する、いわゆるビュッフェスタイルだった。

 

今回、僕が選んだのはコレ。

 

 

ハンバーグ、

茹でたじゃがいも、

コールスローサラダ、
豆、ベーコン、じゃがいも、人参が入ったスープ
りんごジュース

 

計14złoty 約420円

 

ハンバーグはややスパイシーな味付けで美味しかった。

スープは具材が豊富で、そこからの出汁が効いており、寒かったから身体がポカポカになった。

しかしながら、個人的にはジャガイモが一番美味しかった!!

日本のジャガイモと比べると、色が黄色くコクがあるのだ。またジャガイモ特有のパサパサ感も無いのだ。これならば、毎日主食でもイケるぞ。

 

'' Smaczne!! ''

(ポーランド語で美味しいの意味)

 

今回はポーランドの学食を紹介したが、海外シリーズとして計5回に渡ってレポートしたいと思う。乞うご期待‼︎