学食漫遊記

20年前に大学生だった男が、学生時代を懐かしむと共に各大学の学食を食べ歩くブログ。

学食巡り 156食目 東京大学 駒場キャンパス

この学食巡りを始めた頃、赤門のある東大本郷キャンパスを訪れた事があったが、今回は主に1、2年生が通う駒場キャンパスをレポートしたいと思う。

 

東急井の頭線 駒場東大前駅を降りると目の前にキャンパスが現れた。

 

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早速、中に入ってみる。

 

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建物は、年月をかけて蓄積された日本最高学府の風格が漂っていた。

 

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本郷キャンパスの銀杏並木は有名だが、こちらも負けず劣らず、鮮やかな色が印象的だった。

 

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メインの学食は本郷と同じく生協。

駒場コミュニケーション・プラザ南館2階にあるDining 銀杏(いちょう)が生協にしては珍しくセット形式で提供しているので、今回はこちらでランチする事に決めた。

 

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中に入る。

 

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入り口にあるディスプレイを眺め、4つのおかずをセレクト出来る「コンボ」がお得感あったのでこれにした。ライス、スープ付きで500円。

 

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オムレツ、シャケ、ポテトとブロッコリー和え物、鶏肉とニンニクの芽炒めの4品を選択。

 

席に座り、いざ実食する。

 

正直、味に関してはそれなりなのだが、その日の気分や体調で食べたい物を自由に選べるのは最大の魅力であろう。以前に僕が訪ねた東ヨーロッパの学食と同じスタイル。

提供するのに時間かかりそうだけど、是非とも日本の学食でも浸透してもらいたい。

 

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幸い、ランチタイムを過ぎていたので、ゆっくりと食事する事ができた。

 

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Dining銀杏で食事を終え、このまま帰ろうかとした矢先、ふと前回訪れた首都大学東京のフレンチレストランを思い出す。

 

「そういえば東大にもフレンチレストランあるし、一丁行ってみるか‼︎ こんな機会じゃないと中々食べないし…」

 

最近、体重増量の要因である学食ハシゴは極力自粛していのたが、今回だけはいいだろう。今回だけは…。笑

 

店名は、ルヴェ ソン ヴェール 駒場/ Lever son Verre。学食と呼ぶには些か抵抗がある、何とも落ち着きのある佇まいだ。

 

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店内に入ると先程とは打って変わり、年配の方々が目立つ。と言うか、学生は誰もいなかった。明らかにアラフォーの僕が最年少だったし。笑

 

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ランチメニューは、A肉料理とB魚料理の二つの中から選び、サラダはブュッフェスタイル。パンとコーヒーも付いて1080円とリーズナブルな値段。

 

今回はAの豚ロース肉のロティ。シェリーヴィネガーソースを注文。

 

サラダ。全体的に白っぽくなってしまった。( ̄O ̄;)

 

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パン。

 

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メインの豚ロース肉のロティ シェリーヴィネガーソース。

 

恥ずかしながら「ロティ」と聞くと、インド料理のパンを連想してしまったが、正解はフランス語でオーブンなどで焼いたと言う意味らしい。いわゆる、ロースト。

レアに焼いた豚ロース肉は柔らかくて、シェリーヴィネガーソースの酸味との相性は抜群だった。

 

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メインディッシュは勿論、サラダ、パン共にすごく美味しくて、思わずサラダをお代わりしてしまった。

 

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それにしても、1080円でここまでの料理を提供するとはまさに天晴である!!
一見、敷居が高そうだったけど、気軽にフレンチを味わえる素敵な空間だった。今度は魚料理を食べてみたい。オススメ◎

 

食後のコーヒーを優雅に飲み、今回の学食巡りを終えたのであった…。

 

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学食巡り 155食目 首都大学東京 大沢キャンパス

学食巡り155食目は、八王子にある首都大学東京

 

京王線大沢駅を降り、ショッピングモールを抜けるとキャンパスに着いた。

 

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英語名はトウキョウ メトロポリタン ユニバーシティと言うのだな。

 

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キャンパスを散策する。

ショッピングモールに隣接し、他校に比べて一般の人々が目立つので、大学というよりも自然と調和が取れた郊外のニュータウン内を歩いている錯覚に陥った。まるで自分もそこの住民のような…。笑

 

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また、郊外型キャンパスなだけに敷地は広く、

本格的な陸上競技場や野球場、ラグビー場などの各運動施設も充実していた。国公立の大学では意外と珍しいかも。

 

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一通り散策したので、いよいよ学食でランチをする事にする。

 

キャンパス内には、メインの生協の他、度々メディアでも取り上げられ、本格フレンチが食べられるルヴェソン ヴェール南大沢、そしてトムの食堂の三つ。正門近くのカフェを入れると四つある。

 

生協は他の大学でも食べられるし、フレンチは今後もメディアで紹介されたり、食事したママ友の誰かしらがblogで書くだろうから、今回はトムの食堂で食事する事に決めた。

 

因みに店名のトムとは、首都大学の英語名 Tokyo Metropolitan Universityのそれぞれの頭文字を取ったものらしい。

別に店長がトムな訳では無いみたいだ。笑

それにしても、TOMUのOが無理矢理感満載だよな。

 

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期待を胸に秘め、中に入る。

 

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学食内は周囲をガラス張りになっており、開放的な雰囲気だ。そして、男子学生が目立つ。

 

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メニューは日替わり4つとカレーから選ぶ。

先会計のシステム。


今回は日替わりDの豚肉、レンコン、筍のオイスター炒め にした。530円。


並んでいた学生達が、口々に御飯中盛にしていたので僕も便乗して中盛にしてみる。

どうやら中盛までは普通盛と同じ料金らしい。大盛から追加料金がかかるみたい。

 

そして納豆、冷奴、生卵などの小鉢が付く。キムチにした。
あと、ふりかけ(かつお、たらこ)、漬物、予めコップに注がれていた謎のお茶(後に麦茶と判明した)も無料。

 

男子学生に人気だったのは唐揚げだが、日替わりDも手作りな感じが伝わって、すごく美味しかった。

大きく刻まれたレンコンと筍が食べ応えあったし、全体的にボリュームあるのでお腹いっぱいになる。
味噌汁はけんちん汁風(人参、大根、青菜、油揚げ)で、茨城のお米を使用しているとの事。

 

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帰りに生協の売店で校名入りのボールペンを購入し、今回の学食巡りを終えた。

 

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学食巡り 154食目 鎌倉女子大学

昨年に引き続き、今年も学園祭に託けて難攻不落の女子大の学食を訪れてみた。

 

今回訪問したのは、鎌倉女子大学

 

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JR大船駅から徒歩8分ほどで到着。

 

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受付にてパンフレットをもらい、いざ出陣‼︎

ちなみに学園祭の名前は、「みどり祭」。

実にシンプルで逆に好感が持てる。

 

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お昼時は混む事を想定していたので、少し早めに学食へ…。

 

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名前はそのまんま、キャンティーン。

運営はaim サービス。

 

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学園祭期間中という事で、通常メニューは販売しておらず、代わりに限定メニューのみの営業であった。

 

僕は五目あんかけ焼そば、一緒に行った友達はイチオシメニューの豆腐ハンバーグ 茸あんかけをセレクト。それぞれ500円。

 

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料理はこんな感じ。

 

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友達が食べた豆腐ハンバーグは鶏のつくねのような味がしたので、純粋に豆腐だけではないような気がした。

 

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女子大の学食だからかもしれないが、正直、500円にしては少々物足りなさを感じた。特に豆腐ハンバーグはポスターの写真と比べて貧弱さが否めない。学園祭という事で学生の父兄や友達も来ている訳なので、女子大らしく、サラダやデザートを付けて華やかさを演出した方が喜ばれたのではないだろうか?

しかしながら、TFT(Table for two)メニューなのは大いに好感が持てた。

 

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この日は僕らを筆頭に男性陣も多かったが、普段は教職員を除いてほぼ女性で埋め尽くされる訳だ。実際にその状況下に置かれたら、さすがに萎縮してしまうだろうな。ビビって便所飯しちゃうかもしれん。笑

 

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せっかく学園祭に来たので、キャンパス内を散策してみる事にする。

 

学食を出た広場では、丁度フラダンスショーをしていた。華やかな女子大生の集団に、おっさん二人は釘付けとなり、一瞬、学食巡りの事を忘れてしまった。笑

 

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気を取り直し、校舎内へ移動する。

今度は書道部の人たちによるパフォーマンスをしていた。但し、既に終わっていたが…( ̄◇ ̄;)

 

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しかしながら、建物内は女子大らしく、可愛らしい装飾が目に留まった。

 

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ちなみに鎌倉女子大学家政学部、教育学部、児童学部の三学部あり、全体的にほのぼのとした学生が多い印象だったな。
いわゆる、「お嫁さんにするならば、こんな感じの女の子が理想」みたいな…。笑

 

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そして別室で無料の健康診断を行なっていたので、やってみたぞ!

 

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身長、体重、視力測定を行なったが、連日の学食巡りが祟ってか、以前より体重が7キロほど増量していてかなり焦った…‼︎

 

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やはり、アラフォー男が大学生と同じものを過剰に摂取すると激太りするという訳だ。
学食って、基本的にから揚げやトンカツなど高カロリーな食べ物ばかりだし、近頃身体が重く感じていたのはこれが原因だったのかもしれぬ…。

 

しばらく、学食ハシゴするのは控えよう…(~_~;)


「はぁ…」 _| ̄|○

 

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学食巡り 153食目 都留文科大学

昨年、まさかの学園祭開催日と重なり、学食未遂に終わった都留文科大学。一年前の雪辱を果たす為、山梨にドライブしがてら再度挑戦してきたぞ。

 

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見覚えのある坂を登り、大学へ向かう。

学園祭も近いからか、今年も看板が設置されていた。

 

あれからもう一年が過ぎてしまったのか⁈

「歳を重ねる毎に月日が経つのが早くなる」というが、それは事実だな…。

 

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大学のランドマーク的な本部棟も何ら変わりはない。何だか妙に安心した。

 

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その本部棟にある学食入り口。

去年、ここはステージに立つバンドの控え室として使われていたよな。

そう、この入り口で落胆したのだ…。_| ̄|○

 

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学食内に入ると、学生達が各自自習をしていた。教員養成には定評のある大学だけに余念がない。寝ていたり、はしゃいでる姿は皆無だ。真面目な雰囲気の学生が目立つ。

 

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実は今回、去年訪れた際に気になっていた郷土料理の「おつけちゃん定食」を食べる気満々だったのだが、生憎それらしいメニューは無かった。

もしかしたら、期間限定メニューだったのかもしれぬ。

 

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仕方ないので、代わりに「都留カレー」を注文。

 

都留カレーは通常のカレーよりもご飯が少なく、サラダが付いてくる一品だ。

ルーは比較的甘口のポークカレー。

ギンガムチェックのトレーが何ともオシャレ。

これも女子学生に配慮したメニューなのではないだろうか?

一方でモリモリ食べたい男子学生はBIGカレーなるメニューもあった。

 

総評としては個人的にはサラダが付いているとは言え、(学食のカレーとして)390円はやや高めの設定かと思う。この値段で定食を提供している大学もあるので…。

サラダを付けるならば、別皿でもう少し量を提供した方が見た目も華やかになるし、野菜摂取不足がちな学生にも喜ばれそうなものだ。

 

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食事を済ませ、軽く散策する。

この日は天候に恵まれ、快晴であった。

周囲を山に囲まれているせいか、空気も美味しい。

 

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そして、食後にコミュニケーションホールにある「コミホ喫茶室」でデザートを食べる事にした。

 

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先ほどの学食に比べると、こじんまりとしていてまさに喫茶店の雰囲気。

メニューも定食、カレー、ピラフ、丼、スパゲティ、デザート、ドリンクなど豊富で値段も日替わり定食A 410円、コーヒー150円など実に良心的である。

正直、ここでランチをすれば良かったと後悔。(T ^ T)

 

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注文の仕方が少しユニークで、まずメニューを決めたらレジでテーブル番号と共に注文して会計。

着席し、料理が出来ると番号を呼ばれるかと思いきや、テーブルまで持ってきてくれる。

しかしながら、食べ終わったら食器をレジ横の台まで自分で持っていくというシステムだった。あと、水はセルフサービス。

 

この日は、チョコレートパフェを食べた。

380円。素朴な味わいで美味しかった。

 

個人的にはコミホ喫茶室、オススメである◎

次回来る事があれば、定食を食べてみたい!!

 

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それから、HPを見るとキャンパス内にムササビが生息していると書いてあり、あちこち探してみたものの、結局見つけられなかった。

しかしながら、可愛い野良猫がいたぞ。

 

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今回、「おつけちゃん定食」は食べられなかったが、一年越しのリベンジを果たせて感無量である。

因みに、校名入りのボールペンは販売していなかった。

 

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学食巡り 152食目 東邦大学 大森キャンパス

今回の学食レポは、大森にある東邦大学

 

京急 梅屋敷駅を降り、商店街を通ってキャンパスに向かう。

 

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途中、美味しそうな総菜屋やインド料理の香辛料の香りに何度も心奪われそうになりながら、誘惑を断ち切り10分程で到着。笑

 

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ここ大森キャンパスは、東邦大学病院に隣接しており、医学部と看護学部の学生が学んでいる。病院に比べるとキャンパス自体はこじんまりとした印象を受けた。

 

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この病院は、かつて一世を風靡したドラマ「スチュワーデス物語」のロケ地として度々登場しており、30年以上経った今でも変わらない雰囲気に思わず心が弾んだ。羽田空港にも近いから、おそらくその流れでここで撮影したのだろうな。

 

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余談はこのくらいにして、本題の学食に話を戻すとする。

 

キャンパスに着いたものの、営業時間が11時30分からだったので、先に売店でクリアファイル100円を購入し、開店までしばし待つ。

 

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お店の名前は、l'est。(ル・エスト)

白を基調とした医療系の大学らしいキレイな学食だ。また、オシャレカフェみたいな雰囲気で落ち着く。

尚、12:10〜13時は学生優先なので、配慮が必要である。

 

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今回は、日替わりのチキングリル 焼肉風ソースを食べる事に決めた。一般520円。学生450円。

三種類の中から小鉢を一品選べ、オクラとしめじの胡麻味噌和えにした。

また、ライス大盛り、お代わり無料なのが嬉しい。

 

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女子率が高いので、ご飯は大盛りで普通盛くらいだった。味は普通に美味しい。
味噌汁は健康に配慮したのか、薄味。具材はもやしと人参だった。
ドレッシングは自家製風。コーンポタージュみたいな色。気になったのでこれにした。レモンベース。 

 

食事を終え、辺りを見回すと医療系大学だけに、白衣や看護師の制服姿の学生ばかりであった。お昼休みが近づき、更に人が集まってきたのでそそくさと退散した…。

 

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学食巡り 151食目 神奈川大学 横浜キャンパス

学食blogやその他サイトで度々好評価を受けている神奈川大学の学食。その実態を確かめる為、横浜キャンパスまで足を運んでみた。

 

東急東横線 白楽駅を降り、昭和な雰囲気漂う商店街を抜け、更に登り坂を通ると横浜キャンパスに到着した。ちなみに改札から30秒なのはマクドナルドで、キャンパスまでは15〜20分くらいかかる。笑

 

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実は以前に試験監督のアルバイトで神奈川大学に来た事がある。

しかしながら、 その時には学食は立ち寄らず、教室しか記憶にないので、実質的に初めて訪れる事になる。

 

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キャンパス内にはいくつか学食があるのだが、今回は前評判の高い10号館にある「カルフール」で食べる事に決めていた。期待を膨らませ、中に入る。

 

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最初に目に留まったのが、「学食利用法」の案内板。度々メディアで取り上げられているだけに、僕のような一般利用者が多数来ているのだろうか? 

 

各学食によって買い方、並び方がバラバラなので、これは有り難い。僕も間違えた経験が度々あるからな。例えるならば、知らない土地の路線バスに乗るような感覚だ。

 

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次に目に留まったのがメニューだ。

カルフールは生協が運営しているが、いわゆる他の生協系の学食で見られる共通メニューが見当たらない。それどころか、独自のメニューばかり。これは一体どういう事だ?

 

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そんなユニークなメニューの中から、イチオシ感のある「豚レバー唐揚げ定食」をセレクト。

 

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豚レバー唐揚げ定食500円。 ご飯大盛り無料。
味噌汁…やや赤出汁。わかめ、ほうれん草、春雨、お麩、ネギ、

 

正直、写真と実物が随分と違い、量が少なく感じた。キャベツともやし炒めを端に寄せて肉と分類させたら、まばらな印象は消えた。盛付けは素直にこちらで良かったのでは?

味はまずまず。

 

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そして、カルフールと並び、話題になるのが二階にある「シフォン」の神大ソフト。デザートとして食べてみる事にした。

 

生乳を使用した本格派ソフト。先ず、カップかワッフルかを選択し、続いてフルーツミックス、チョコナッツなど数種類のトッピングから好きな物を選ぶ。

今回はチョコナッツにした。240円。

こちらはボリュームもあるし、生乳ならではのコクのあるソフトクリームで後引く味だった。沢山の女子学生が並んでいたのも納得。

これはイケる◎

 

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神大ソフトを食べ終え、キャンパスを散策して今回の学食巡りは終了した。

 

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率直な感想としては、前評判に反して個人的には他の学食を凌駕する程ではなかった。

もちろん、生協系にもかかわらず独自メニューが充実していたのは好評価だったし、ソフトクリームは美味しかった。

しかしながら、中央大学 八王子キャンパスのビル全体が丸ごと学食のような大迫力、青山学院 渋谷キャンパス、帝京 板橋キャンパスのクオリティの高さ、国士舘 町田キャンパスのボリュームの多さ、更に新興勢力 千葉商科大学の台頭など、学食はタケノコのように新しく誕生し、進化している。

故に例え現段階で高評価だとしても一寸先は闇。大学全入時代だからこそ、学食もより熾烈な競争になると僕は思う。

 

とは言え、一品だけでは評価し難い部分もあるので、再度訪問してその真偽を確かめたい。

 

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学食巡り 150食目 Uniwersytet Warszawski Wydział Zarządzania

海外学食シリーズ、最後の悪あがきという事で、帰国前の僅かな時間を利用して空港近くの大学に立ち寄ってみた(どんだけだよっ‼︎)。

 

今回訪れたのは、ポーランドの首都ワルシャワにある、Uniwersytet Warszawski Wydział Zarządzaniaという大学。正直、ここの学食を利用出来るのかも、そもそも学食自体あるのかも全く未知数で且つ、どんな大学なのかすらわからなかったのだが、勢いで来てみた。

旅の恥はかき捨てだ‼︎ 

 

受付で学食の事を聞くと、「中にあるから行ってみろ」と言われた。期待に胸を膨らませ、建物に入る。

 

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建物の中に入ると、警備員がいたので改めて学食の旨を伝えると、「今日は上の階にある軽食しか営業していない」と言われる。

 

「あー!!ラストチャンスなのに学食食べられず帰国かよ」

 

「まあ、メインでは無いにせよ、何かしら食事が出来ればいいではないか…」

 

「そもそも無計画な訳だし、ここまで来ただけでも頑張ったよ、俺」

 

軽食に向かう階段を登りながら、こんな事を考えていた。

 

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階段を登ると軽食コーナーらしきお店を発見!! 休み時間だからか、大勢の学生がいる。

完全アウェイな状況だが、果たして大丈夫か⁉︎

 

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学生に混ざり、メニューを見る。

意外にも学生達に白い目で見られる事もなく、馴染んでいるぞ。笑

しかしながら、ポーランド語しか無く、メニューはチンプンカンプンだ( ̄O ̄;)

唯一わかるのは、KAWA(coffee)くらい。

 

店員のおばちゃんも英語がまるで話せず、右往左往していると、一人の女子学生が助けてくれた。

 

どうにか彼女の力を借りて、サンドイッチ(ハム)とコーヒーを購入。合計8ズロチ 240円。

 

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サンドイッチを食べながら少し話したのだが、ここはエンジニアを目指す大学らしい。

しかしながら、女子学生が多い印象だった。日本だとエンジニアは男ばかりなのに謎である。他の学科が女子ばかりなのか?

 

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さて、4カ国5回に渡ってお届けした海外編。

日本の学食とは雰囲気やスタンスが異なり、中々興味深い学食巡りとなった。

個人的には、こちらで一般的だったビュッフェスタイルを日本でももっと取り入れたらいいと思った。サラダバーはあるけど、ビュッフェは生協系以外だとあまり見掛けないし。

あとは日本以上に一般利用者が多かったのが印象的だった。それだけ学食が身近な存在なのかもしれないな。

 

終始緊張しながらも、最後に訪れた大学で学生の親切心に感激し、実に晴れやかな気分で締める事が出来た。有り難い。

また海外に行く機会があれば、是非とも現地の学食を訪れてみたい!!

 

やっぱり、学食最高!!

 

FIN

 

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