関西学食遠征もいよいよラスト。
最後を飾るのは、関西を、いや日本を代表する名門校 京都大学。
キャンパスに着くと、これでもか!と言うくらいの京大名物の立て看板*⑴がアラフォー学食男を出迎えてくれた。
平成の御時世に、依然としてこのような立て看板が存在しているのはかなり貴重だと思う。
学生達の熱い思いが伝わってくるようで、学食訪問も期待出来そうだ‼︎
何だか、今まで訪れた大学とは明らかに一線を画しているな。
正門は意外と狭かった。
また、自転車に乗った学生達がひっきりなしに往来している。
そして正門の奥には京大シンボルの時計台と楠木が聳えていた。
中に入り、すぐ左手にレストランがあるので食事する事に…。
カフェレストラン カンフォーラ。
生協運営にしては珍しい、レストランスタイルの学食。
店内は学食とは思えないほどの小綺麗な雰囲気で学生の姿は殆ど見かけず、代わりに一般利用者ばかりが目立つ。
おそらく、京大見学者が大半であろう。
実はここで、名物の総長カレーを食べる事に決めていた。
「総長カレー」とは、カレー好きな第二十四代京大総長である尾池和夫氏が考案したカレーで、当初限定メニューだったが、好評につき、定番メニューとなったそうだ。
せっかくなので、今回は少し奮発してステーキをトッピングしてみた。
味の方は酸味が効いたトマトカレーのようなカレーだった。ややスパイシー。量はやや少なめ。白米か五穀米かを選択出来る。 756円。
食事を済ませ、散策してみる。
キャンパスは歴史を感じさせる建物が並ぶ。
そして、時折見せるヒッピーのコミューンのような世界観を肌で感じた。
事実、キャンパス内にテントを張っている学生も見かけたし…。
自由な校風の京大ならではの光景である。
個性的な学生に囲まれて、さぞかし楽しい学生生活を過ごしているんだろうな。
帰り際、別の生協食堂を発見!!
学食では珍しいケバブが販売していたので食べてみた。
西部会館ルネ
11:45〜12:45は京大生専用時間帯。
ケバブプレート 421円。 ソースは2種類。
フルーツヨーグルト110円。
ケバブ屋に味やら仕入れを依頼しており、街中で食べるケバブと何ら遜色なかった。美味しい!!イスラム教徒の留学生を考慮したメニューか? ハラール認定。
あと、生協のおばさんが回転する肉の塊をナイフで削ぐ光景はシュールだった。笑
「大阪ー兵庫ー京都」と関西三都市を巡る学食巡り、どこもアクが強い所ばかりで大満足、お腹いっぱいである。
しかしながら、関西はユニークな大学が満載なので、第2弾も行いたい!
記念に校名入りボールペン 90円とTシャツを購入して今回の学食巡りは終了した…。
*⑴ 景観保護を理由に京都市が行政指導した為、この学食訪問した後に立て看板が撤去されてしまった。
個人的には学生の表現の自由を奪うような行為で、大変遺憾である。双方にとって得策を見つけて何らかの形で復活してもらえる事を切に願いたい。