前回訪れた日大と並び、マンモス大学と称される東海大学。
今回は日本全国に点在する東海大のキャンパスの中から、総本山とも言える湘南キャンパスに足を運んでみた。
小田急線 東海大学前駅を降りて徒歩15分、登り道をひたすら進むとキャンパスに着いた。
(全然、大学前ではないな…)
正門は反対側にあり、駅から近い北門から中に入る…。
中に入ると目の前の建物が目に付いた。
中心部に渦巻き状のアンテナらしき物体があり、何かと思って調べたら、建設当初FMラジオアンテナとして利用する予定があったそうだ。
何だか特撮映画の管制塔のような佇まいでカッコイイ。
この日は無茶苦茶お腹が空いていたので、先に食事をする事に…。8号館にあるBaBレストランへと向かう。(運営 富士サービス)
ここの学食は生協のように、予めメニューがあり、それを見ながら好きなものを選び、最終的にレジで会計するシステムだった。
今回は、「本日のオススメ」のビーフオムライス450円と単品の味噌汁50円にした。
感想としては、大きな塊の牛肉がゴロゴロしているのが嬉しい。ご飯はケチャップじゃなく白米。これもデミグラスソースとの兼ね合いを考えての事なのであろう。
ボリュームもあり、流石は「本日のオススメ」という事だけあって美味しかった。味噌汁の具は大根、人参、ネギ。
それから、学食内は小さな子供を連れたママ友グループや近隣の住民らしき利用客もチラホラ見かけ、一般利用し易い雰囲気である。
メニューもバターカレー(インディカ米を使用した)やタイ風唐揚げ丼などエスニック系が充実している印象を受けた。
食事を終え、広大な敷地を歩いてみる…。
学食を出ると目の前に噴水があり、デンマークにある人魚姫の像があった。
これは東海大学が北欧の教育に影響を受けた事に由来しているのだろう…。
その証拠に北欧学科もあるし。
更に歩いていると、循環バスのバス停があり、ゴルフのカートに乗って移動する職員の姿を見かけた。
キャンパスには校舎の他に、陸上競技場やサッカーグラウンド、野球場、プールに至るまで運動施設が敷地内にあり、かなり広い。
バスやカートは勿論、自転車で移動しているのも頷ける。
反面、スポーツのイメージが強すぎて、一般の学生の印象が薄いようにも感じた。
両者の関係が気になる…。
そして、ぶらぶら歩いていると、近くの建物から美味しそうな肉の匂いがした。
近づいてみると、どうやら美味しそうな匂いの元はこれのようだ。
誘惑にすっかり負けて中に入る。笑
店内は山小屋風の建物で、すごく落ち着く。
BaBレストランとは違い、こちらは券売機で食券を購入するシステムだった。
ステーキ丼のソースは、ガーリック、オニオン、わさびの三種類から選べ、今回はオニオンにした。席に座り、実食。
生憎、お肉が出来たてでは無く、冷めていたものの、500円でステーキが食べられるのならば仕方がないのかも。味は悪くは無かったし。
付け合わせにフライドポテトがあるのが嬉しい。 容器が全てプラスティックだった。
基本的にテイクアウトメインなのだろうか?
今回の訪問、日本最大規模を誇る東海大学のスケールの大きさみたいなものを肌で感じる事が出来た。
北は北海道から、南は熊本に至るまで大学は勿論、付属高校、中学を含めるとかなりの勢力だと言えよう。
日大と併せて、今後他のキャンパスにも訪れてみようと思っている。