久しぶりの千葉県の学食巡り。
つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅から路線バスに乗り10分ほどで到着した。
東京大学 柏キャンパスは駒場や本郷とは異なり、学部は設置されておらず、新領域創成科学研究科と呼ばれる理工系中心の大学院研究科の施設が建ち並んでいる。その為、いわゆる大学らしい賑やかさは無く、むしろ閑静な雰囲気すら全体的に漂う。また日本の学生に混じり、外国人留学生の姿も見かけた。
大学の周囲には柏の葉公園を始め、国立がん研究センター東病院、財務省 税関研修所、科学警察研究所など、各施設も隣接している。
キャンパス内に入ると理系らしいコンクリート剥き出しのメタリックな建物が目立ち、それを囲うように緑が生い茂っていた。
こちらは生産技術研究所のテンセグリティ建築ホワイトライノⅡ。モンゴルのゲルを彷彿とさせる。無機質な建物が多い中で一際目立っていた。
さて、学食。
キャンパス内には三つあるのだが、今回は一番大きなプラザ憩いで食事をする事にした。
メニューは日替わり定食、カレー、丼、うどん、そば、ラーメンなど一通り揃っている。
そして、ビュッフェの量り売りがあったので迷う事なくこれに決めた。
1g あたり1.5円と自分の好きなおかずを選んでお皿に盛っていくスタイル。あまり欲張りすぎると高くついてしまうので匙加減がポイント。ヤンニョムチキン、炊き込みご飯、ミートソースパスタ、サラダなど満遍なく取り、合計631円だった。
海外の学食ではお馴染みのブュッフェスタイルだが、何故か日本では生協系の学食以外あまり見かけない。もっと浸透してもいいのに。手間がかかるのだろうか?
ここには留学生もいるので宗教上の理由や菜食主義など、食事に制限があるケースが多いのかもしれない。それ故のブュッフェ設置なのだろう。
ランチを美味しくいただき、二校目の大学に向かう為、東京大学 柏キャンパスを後にする学食男であった…。