学食漫遊記

20年前に大学生だった男が、学生時代を懐かしむと共に各大学の学食を食べ歩くブログ。

学食巡り 277食目 東京芸術大学 取手キャンパス

先日の上野キャンパスに引き続き、またもや東京芸術大学。今度は茨城にある取手キャンパスを訪問した。


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大学までは取手駅から路線バスで約15分。

利根川沿いをのんびり走りながら到着。


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バスを降り、辺りを見渡すと大学のキャンパスにしては随分とシンプルいうか、ミニマムな印象を抱いた。例えるならば、丘の上にポツンと最低限の建物がある感じ。自然と調和した郊外型キャンパスと言えよう。

そして、上野キャンパス以上に個性的な学生が目立つ。

 

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遠くに学食「芸大食堂」の看板を見つけたので矢印に従って歩く。

 

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芸大食堂は一般にも開放されており、建物内には食堂の他、ギャラリー、各種イベントも開催されているようだ。


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洗練された食堂内部。

メニューは定食、カレー、パスタの三種類。それぞれ日替わりでメニューが変わるらしい。


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この日は閉店ギリギリだったのでカレーしか残っていなかった。

 

本日のカレー トマトチキンカレー。780円

(学生は560円)。ご飯とポタージュはセルフ。

 

今まで食べた事のないタイプのカレー。

食器や盛りつけにも拘りを感じる。サラダの人参ドレッシングも手作り。

ちなみに食材は地元の農家から提供されていて、過剰に収穫されたもの、形が不揃いなもの、減農野菜等を使用している。この点も高評価出来る。

 

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欲を言えば、一般利用の値段をもう少し抑えて貰えると有難いが、手作りで且つ「若い芸術家を食で支える」というコンセプトならばやむを得ないのかもしれない。

 

純粋に食事だけするも良し、キャンパス内を散策して四季の変化を感じるも良し、イベントに参加するも良し。何もないからこそ、自分だけのオリジナルな時間を過ごせそうな場所であった。

 

http://geidaishokudo.com/

 

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学食巡り 276食目 流通経済大学 龍ヶ崎キャンパス

千葉を離れ、一旦茨城へ移動。

本日訪れた大学は流通経済大学 龍ヶ崎キャンパス。


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以前に千葉の松戸キャンパスへと学食巡りを行ったが、入学の際、松戸かこちらの龍ヶ崎キャンパスを選択出来るらしい(一部例外有り)。

基本的にキャンパスは有無を言わずに決まってしまうだけに、これはユニークなシステムである。

 

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守衛さんに一声かけて中に入る。

威風堂々としたブロンズ像が目を引く。


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キャンパス内を歩いていると洒落たスポーツウェアに身を包んだ年配者の姿を度々見掛けた。

地域住民にも開放しているようなので、何かの講座の受講生なのだろうか?

そして松戸キャンパスに比べると、体育会系の学生が目立つせいか、爽やかな学生が多い印象だ。


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あとキャンパス内には散策出来る場所があるので、自然を満喫したいならば、龍ヶ崎キャンパスが絶対にオススメだと思う。

のんびり過ごせる事間違いない。


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さて、学食。

学食は澤村記念館内にある。

 

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メニューは日替り定食A,B(それぞれ肉と魚)をメインに麺類、丼、カレーが後に続く感じ。

日替わりも何種類か選択する事が出来き、しばし悩む。


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結局、日替りA定食 赤魚と麻婆豆腐をチョイス。

420円。

 

身体にやさしいメニュー。

アラフォーには揚げ物よりも煮魚の方が有難い。麻婆豆腐の小鉢ついて、この値段はかなりお得!!まさにおふくろの味と言った具合で安定の美味さだった。オススメ◎


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余談だが、帰りに龍ヶ崎駅から関東鉄道に乗ると車内の吊り革がコロッケだった。

どうやら、龍ヶ崎はコロッケで街おこしをしているみたい。中々シュールな絵面だな。

尚、学食のメニューにコロッケがあったかは定かではない。


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学食巡り 275食目 千葉工業大学 新習志野キャンパス

新浦安駅から京葉線に乗り、新習志野駅で下車。続いて訪れたのは千葉工業大学 新習志野キャンパス。一、二年生が学んでいる。

 

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このブログを始めたばかりの頃、主に三、四年生が学ぶ津田沼キャンパスへと訪問した事があった。懐かしい。

 

参考までに。

http://gakushoku2016.hatenablog.com/entry/2016/09/27/022205


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キャンパス自体は、地方国立大学のように広大な敷地を自転車で右往左往と移動する訳ではなく、寧ろ徒歩で十分に歩き回れるコンパクトなサイズ感。

また理系大学にしては女子学生の姿が目立つ。

男子も所謂、'' 陽キャ '' な学生が多い印象だ。

 

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クリスマス時期だからか?、ベンチの周りにイルミネーション装飾が施されていた。

このようなカップル席が設けられるのも一定数の女子がいる証拠である。

 

「あのベンチ、前々からインスタ映えしそうで気になってたんだけど、俺一人じゃ恥ずかしいから一緒に座ってくれない?」

 

こんな口実をつけて意中の子を誘い出してもいいだろう。


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図書館。


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人工芝の緑が映えるフットサル場。


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学食は食堂棟にある。

 

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チューインガムのようなカラフルなイスが特徴的。

二階にも学食があり、収容人数は多い。

広々としていて食事し易い環境だ。


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変な時間に訪れたのでランチは既に終了。代わりに夕食の「工大ランチA 300円」をセレクト。

 

白身魚のあんかけフライ(白身魚って何だろう?)

 

津田沼キャンパスの学食もそうだったが、他の大学に比べると各メニューが全体的に100〜150円は安い。CITサービスという大学独自運営だから、コストを抑えられるのかもしれない。

 

味はまずまず。但し、ご飯の量は他校の大盛。


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購買で校名入りのボールペン 100円をお土産に今回の学食巡りは終了するのであった。

 

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学食巡り 274食目 明海大学 浦安キャンパス

久しぶりの千葉学食巡り。

今回は明海大学 浦安キャンパス。

JR京葉線 新浦安駅から徒歩で10分ほど。

 

明海大学と言えば、「東京ディズニーランドが近くにある」、「不動産学部のある大学」、そして「ジローラモの出身大学」という事しか浮かばなかったが、果たしてどんな大学なのか、実際に足を運び、この目で確かめてきた。

 

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キャンパスは近隣住民にも開放されている様子で、ちびっ子達が無邪気に遊んでいた。

またこちらの大学に限らず、全面禁煙化の大学が増えている。これもまた時代の流れであろう。

学長は嫌煙家なのだろうか?

 

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建物は大学というよりも公共機関(市役所や病院)のような印象を受けた。

中央のローマ劇場型のステージは学園祭で活躍しそうな場所だな。


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立派な陸上競技場。


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学食はマリーンズ。

このネーミングは千葉だからか?


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学食はメニューが豊富で、どれも皆美味しそうだ。またアジア系を中心に留学生の姿が目立つ。彼らの為なのか、ハラールメニューも設けられていた。

 

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「とくだ値!ランチ 440円」

韓国風豚もつの煮込み 小鉢付き(サラダかプリン)。

 

留学生仕様なのか、辛い。しかしながら、コクがあって美味しかった。

漬け物セルフでサラダも付いて440円とは、まさに'' とくだ値っ!!''

しかもボリュームもあるし、コスパ最高!!


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食事を終え、購買に立ち寄り、いつもの校名入りのボールペンをお土産に買って次の目的地へと向かうのであった。 80円


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学食巡り 273食目 東京芸術大学 上野キャンパス

成田空港からの帰り道、「どこかでランチを…」と思っていた矢先、まだ東京芸術大学に行っていない事を不意に思い出し、上野駅で途中下車してみた。

 

キャンパスは道路を挟んで音楽学部と美術学部に分かれている。周囲には国立博物館や西洋美術館、科学美術館などの文化、芸術施設が建ち並び、都会の中にあって落ち着いた雰囲気が漂う。

 

一先ず音楽学部側にある食堂でランチする事にした。タイから帰国し、兎にも角にもお腹が空いているのだ。

 

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大学会館内にある、キャッスル。

学生の昼休みの時間帯は一般利用不可なので注意。


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中に入ると長年こちらで働いていたマスターの訃報が目に留まった。

きっと多くの学生や教職員の方々に慕われた存在だったのだろうな。

 

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ランチタイムを優に過ぎていた為、食堂内はひっそりと静まり返っていた。

また学生達も群れる事なく、思い思いに過ごしている様子である。


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盛り合わせ定食 550円。

チキンのレモンバジル焼き、コロッケ、焼肉の盛り合わせ。昔ながらの洋食屋にありそうなメニュー。品の良さの中にもボリュームがあり、お腹いっぱいになった。


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食事を済ませ、今度は反対側の美術学部へと移動する。

 

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予想に反して、キャンパスは意外と小さかった。

しかしながら、歴史ある建物が多く現存するのは流石、東京芸大と言ったところだ。

 

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無造作に置かれた丸太。

どんな作品に生まれ変わるのだろうか?


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2018にオープンした芸大アートプラザ。

美術学部長の日比野克彦氏を始めとする、芸大OBOGデザインの各種グッズが販売されている。

ピアノ型のマグネットと校名入りボールペンを購入。


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灼熱のタイから一気に現実に戻ったような今回の学食訪問であった。日本は寒い!!

 

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季節外れの福袋

今更…なのですが、昨年の夏に訪れた「京阪沿線 ぶらり学食めぐり スタンプラリー」の景品が当選したので紹介しておきます。f^_^;

 

実は秋くらいに届いていたものの、ものぐさな性格が災いして撮影するのをズルズルと先延ばしてしまい、新年の福袋と称して、ようやくアップしてみました。

途中で何度も挫けそうになりながらも、諦めずコンプリート達成した甲斐があったというものです。

 

昨年はこの京阪沿線学食スタンプラリーに限らず、これまで以上に国内外問わず各地の大学を訪ねた一年でした。

オリンピックイヤーの2020年はどんな学食に巡り合えるのか楽しみです。

 

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学食巡り 272食目 タイ商工会議所大学

学食男、電車の車両トラブルにより、まさかの帰国便に乗り遅れるという大失態を犯し、新たなフライトまでポッカリと時間が空いてしまった。

そこで迷う事なく空港を抜け出し、バイクタクシーに跨って、とある大学へと向かう。

 

その大学とは、University of the Thai Chamber of Commerce、すなわち、「タイ商工会議所大学」。

 

これまでも「ものつくり大学」や「甲子園大学」、「京都工芸繊維大学」など、ユニークな学校名に惹かれて大学を訪ねてきたが、「タイ商工会議所大学」という大学を偶然にも発見してしまい、余裕があれば行ってみたい!と密かに機会を窺っていたのだ。

 

「ここで行かなきゃ、いつ行くのだー!」

 

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校門前にいた警備員のお兄さんに許可を得て中に入ると大きな広場が現れた。

そして一際目を引く巨大なオブジェ。

天気も良く、且つインスタ映えしそうな場所故に沢山の学生達が撮影に興じていた。


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「商工会議所大学」というお堅い名前からはイメージし難い、可愛らしい犬のオブジェ。


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この日は校内でイベントが開催されるのか、至る所で準備をしていた。学園祭?


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一通り散策し、いよいよ本題の学食。

草木に覆われて探すのに苦労したが、学生に聞いて無事に辿り着けた。

 

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前回、前々回のタマサートとチュラロンコーン大と比べると一般利用者らしき人は皆無。

しかしながら、このアウェイの状況下で食事するのが格別なのだ。


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当然の如く、メニューもタイ語オンリー。

幸い、写真があるので食べたい物を指させば良い。



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今回食べたのはこちら。

 

おかず三品+茹で卵が載ったぶっかけ飯。

40バーツ。

レッドカレー、野菜炒め、砂肝の生姜煮。完全に現地仕様の味で激辛。

 

そして、謎の黄色いお茶。

10バーツ。

学食のおばちゃんが「全然甘くないわよ」と言っていたのに激甘だったぞ。(^◇^;)


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今回、飛行機に乗り遅れていなかったら、訪れる事はなかったタイ商工会議所大学。

意気消沈していた僕の気持ちを見事に払拭させてくれた!

 

タイの学食は日本や他の国とも異なり、開放的で一般利用者も犬や猫も、そして鳥達も気軽に受け入れてくれる寛容的な空間であった。


海外学食巡り 第四弾タイ編 おしまい


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