2019年4月に専門職大学という新しい形態の大学が日本に誕生した。
専門職大学とは講義メインの従来の大学とは異なり、専門学校のような実習に力を入れた大学の事である。また授業の一環として企業へのインターンシップが必修科目だったり、その道の現役エキスパートが講師をしているのも大きな特徴だ。
勿論、卒業すれば学士(専門職)の学位は授与される。
今回は専門職大学の一つ、江戸川区にある「東京情報デザイン専門職大学」を訪ねてみた。
都営新宿線東大島駅から徒歩10分、都営団地が建ち並ぶ一角にキャンパスはある。
都会の喧騒とは無縁の静かな雰囲気だ。
またJR総武線の平井駅からもアクセス出来るが、20分くらいかかる。
東京情報デザイン専門職大学は2023年4月に開学したばかりの新しい大学で旧小松川第二小学校跡地に建てられた。
近年、廃校だった学校をリノベーションしたり、或いは一度更地にして新たに大学を建設する等、有効活用するケースが都心部を中心に見られる。これも少子化の影響なのだろう。
キャンパスの片隅にあった旧小松川第二小学校のあゆみ
キャンパスは総合受付のある南棟と学食のある北棟に大きく分かれている。
上)南棟
下)北棟
講義室は双方にある為、この通路で北棟と南棟を往来する。
ランチタイムに合わせて中へ入る。
入口横のサンプルを見てメニューを決め、券売機でチケットを購入しようとすると「一般の方の飲み物は有料となります」という案内板を発見!!一瞬、理解出来なかったが、要は毎回学食で飲んでいる給茶機のお茶や水が有料という事か!?
これまで学生/教職員との差別化を図る為、一般利用は割り増し料金みたいな学食はあったが、このパターンは初めてだな。(^_^;)
学食内は流石に新しいだけあって、白を基調とした清潔感のある印象を受けた。また間接照明や木材の質感も居心地の良さを演出している。
客層はベビーカーを連れた若い夫婦や近隣の住民らしき方々など、僕のような一般利用者の姿も見られた。
今回食べたのがこちら。
【セットA おろしカツ500円】
お年寄りでも安心して噛み切れるくらい、肉も柔らかくて且つ、美味い。ジメジメしたこの季節には打って付けなさっぱりおろしダレだった。
因みに、水筒を持参していたので給茶機の飲み物は購入しなかった。
それと今回の300食目を機に心機一転、このブログのタイトルを『学食漫遊記』に変更する事にしました。タイトルは変われど、特に大幅な変更はないので引き続き、温かく見守って頂けたら…と思います。