学食漫遊記

20年前に大学生だった男が、学生時代を懐かしむと共に各大学の学食を食べ歩くブログ。

学食巡り 270食目 タマサート大学 タープラチャン キャンパス

海外学食シリーズ、第四弾は微笑みの国タイ。

タイ料理と言えば、スパイシーなイメージが強いが、果たして学食はどんな味なのだろうか?

 

まず訪れたのはタイの名門、タマサート大学。

バンコク三大寺院(ワットポー、ワットアルン、ワットプラケオ)を観光した後、近くにあったので立ち寄ってみたのだ。

正門の守衛さんに見学の旨を伝えるも英語が通じず戸惑っていると、教授らしき人が声を掛けてくれて無事入る事が出来た。

 

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キャンパスを歩いていると、二匹の猫達が日本から遥々やってきた学食男を歓迎してくれた。

猫に限らず、タイでは人間と動物との距離が非常に近く感じる。


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またタイの大学生は、制服を着ているのが特徴だ。

日本と同じく、見た目が派手な子はスカートが短く、真面目そうな子はロングなのが興味深い。


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タマサート大学のシンボル的な時計台とタイ民主主義の父と称される、創設者プリーディー・パノムヨン像。


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図書館。

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キャンパスのすぐそばはチャオプラヤー川が流れており、様々な人達が一同、のんびりと過ごしている。

 

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学食。

学食は扉も無く、風通しのよい開放的な構造になっていた。

一般利用者も多くいるので居心地が良い。


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本日の料理人らしき人の写真。

“ 学生の皆さんに「おばちゃん、美味しかったよ!」と言われるのが一番の励みになります。” みたいな事が書いてあるのかな?


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各店舗は学食の外に設置されており、その場で注文し、学食内で食事するシステムだった。


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タイ最初の学食は、カオカームー。

トロトロになるまで煮込んだ豚足をご飯の上に載せたぶっかけ飯。

甘しょっぱいタレがご飯とマッチして美味しい!!付け合わせの青菜も箸休め的な感じで◎

35バーツ。


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お腹を満たした後、キャンパス内の購買で校名入りボールペンやトートバッグなどのグッズを購入し、ホテルへと戻る学食男であった…。


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学食巡り 269食目 立正大学 熊谷キャンパス

東武東上線高坂駅から森林公園駅で下車。

そこから路線バスに乗り、本日最終目的地 立正大学 熊谷キャンパスへ着いた。


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キャンパスは真っ平な敷地に建物や道がきちんと区画整理されており、悪天候でも非常に歩き易い。


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そして、先程の大東文化大が沢山の学生で賑わっていたのに比べると、こちらは実に静か。

広々とした敷地だけに余計そう感じる。

学生も穏やかそうな人が多い印象である。


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キャンパス内の野球場。


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一通り散策し、いよいよ学食へと向かう。

キャンパス内に5つあるが、まだお腹も空いていないので喫茶店へ入る事にした。


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ステラ2階にある喫茶室パルロット。

ドリンクの他、パスタや日替わりなども充実。


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髭を蓄えたエプロン姿の優しそうなマスターが、サイフォンでコーヒーを入れてくれそうな昭和の雰囲気漂う喫茶店(実際にはそんなマスターはおらず、二人の女性スタッフだった)。笑

 

天井が高いので、開放的で寛げる。

また晴れの日にはベランダのテラス席でお茶しても気持ち良さそう。


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ホットケーキ 270円とミルクティー 200円を注文。

 

学食は安くてもカフェは一般価格が多い中、こちらは値段も良心的。今時のふわふわパンケーキではなく、あくまでも昔ながらのホットケーキなのがいい。


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誰もいないのに乗じてパルロットで長居していたら、いつの間にやら日が暮れていた。

 

立正大学に限らず、東武東上線沿いには都内の大学の別キャンパスが目立った。

東京からのアクセスの良さや広大な敷地を確保出来るというメリットからだと思うが、本キャンパスとは異なる独自の進化をしている事を実感した。

同じ大学だが、似て非なるものである。

おそらく、学生の気質やライフスタイルなども違うかもしれない。受験生は志望校を決める際、立地も重要視すべきだと強く言いたい。

 

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学食巡り 268食目 大東文化大学 東松山キャンパス

大雨が降り頻る中、徒歩で東京電機大学から次の目的地、大東文化大学へと突き進む。

当然の如く、二つの大学を結ぶ直通バスなど無い。只々山道を歩くのみ!!

しかしながら、地図で検索すると約2.5キロ。

悪天候だが、まあ歩けなくはないな。


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途中、道に迷うも東松山キャンパスのシンボル、オーバーブリッジが見えてきた!!

道路を挟んで左右にそれぞれ建物があり、オーバーブリッジは二つを繋ぐ架け橋でもある。言わば生命線のような役割なのかな?

 

雨でスニーカーが濡れてしまったが、どうにか到着。


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東松山キャンパスは国際関係学部、スポーツ・健康科学部の全学年の学生とその他学部の1〜2年生が学んでいる。

前々回に訪れた東洋大学同様、こちらもスポーツに力を入れているからか、各運動施設が充実していた。

 

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これだけの広大な敷地に巨大な建物が並んでいれば、沢山の学生を受け入れるのも容易であろう。

ちなみに敷地面積は、バチカン市国の約半分らしい(っていうか、バチカン市国どんだけ小さいんだよ!)。


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空港みたいな建物。

 

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窓から離陸する飛行機が見えそうな感じ。笑

 

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さて、学食。

大きなキャンパスだけに複数あったのだが、僕が選んだのは三号館のグランドフロア食堂。


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案内表示はアジア各国の表記だった。

留学生も多いのだろうか?


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学食は天井が高く、間接照明を上手く使った洗練された空間だ。自ずと期待も高まる!!


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今回食べたのはコチラ!!

 

シェフの気まぐれ週替りランチ 470円。

「白湯de豚キムチクッパ ジャンボ揚げ餃子」

 

他の学食では余り見かけないメニュー。豚キムチだけど、全然辛くはなかった。見た目以上にボリュームもあり、お腹いっぱい食べられた。


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幸い、食べ終わる頃には雨足も弱まり、いよいよ本日最後の学食へと移動する学食男であった…。

 


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学食巡り 267食目 東京電機大学 埼玉鳩山キャンパス

東武東上線沿線学食巡り、続いては東京電機大学 埼玉鳩山キャンパス。

 

この日は朝から生憎の天気。

久しぶりに傘を差しながらの学食巡りになりそうだ。


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正直言ってキャンパスの周囲は何もない。

山の中にポツンと建物がある感じだ。

こうした立地からか、キャンパス内で一通り用事が済むよう、郵便局や理容室があった。

 

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晴れていれば、さぞかし心地良いキャンパスなのだろう…。

昼休みや空き時間には芝生に座ってのんびりと過ごしてみたい。


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学食も充実していた。

学生が企画、設計し、バイキングスタイルが特徴の第一学生食堂「欅」。

 

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うどん、そば、ラーメンなどの麺類が充実した第二食堂「樹海」。


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そして喫茶店のような佇まいの「HATO CAFE」。

どちらもセンスを感じさせるナイスなネーミングで迷うも、結局「 HATO CAFE 」で食べる事にした。


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中に入ると殺風景な外観からは想像出来ない、お洒落な内装に度肝を抜かれた。

且つ、全体的に木材を多く使用した作りなので暖かみもあり、窓から見える緑の景色と見事なまでにマッチしている。

こちらも第一食堂と同じく、学生がデザインしたらしい。


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今回食べたのは…

 

鉄板メニュー( 焼肉、白身魚のフライ タルタルソース) コンソメスープとライス付 460円。

 

注文が入ると調理するので熱々。まさに喫茶店風なメニューと言った具合で普通に美味しかった。

また食器が滑らないよう、トレイの表面がゴムみたいな素材でコーティングされていた。


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冒頭で「何もなく、山の中にポツンとあるキャンパス」と書いたが、逆にこうした環境だからこそ、自由な発想で勉学に集中出来るのかと思った。

 

それにしても「学食のメニューを学生が考える」みたいな所はあったけど、食堂自体を企画、設計するとは今までなかったと思う。

実に興味深い今回の学食訪問であった。


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学食巡り 266食目 東洋大学 川越キャンパス

東京国際大学から歩いて次の目的地、東洋大学へ移動する。

しばらく歩くと遥か彼方にキャンパスが見えてきた。

 

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今回のような郊外の学食巡りは交通機関が不便な反面、普段ならば見落としがちな些細な四季の変化を発見出来る事である。また、学生が絶対に通らないような独自のルートを検索して目的地まで行くのも楽しい。

最早、学食巡りの範疇を超えて、別の何かを得ているようだ。

 

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そんな事を考えているうちに本日二校目の東洋大学 川越キャンパスに到着。

正門の守衛さんに一声掛け、いざ中へ!!

 

随分と年季の入った表札。


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川越キャンパスは、理工学部と総合情報学部の学生が学んでおり、陸上競技場や野球場などの各スポーツ施設も整備されている。

この学食ブログで一番初めに訪れた都心の白山キャンパスとはまるで異なり、典型的な郊外型のキャンパスと言ったところか。


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学食は食堂棟にあるカパティーナ。

この他に生協もあった。

 

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独自運営だけに、見慣れないメニューが目立つ。これは期待出来そうだ!!

 

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あれこれと悩んだ挙句、キャンパスランチB あじエスカベッシュを食べる事にした。 450円。

 

エスカベッシュとは何ぞや?」と思い、調べてみるとフランス料理で、要するに南蛮漬けのようなものらしい。


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エスカベッシュを食べてみると、揚げてから時間が経っているのか、鯵がカチカチで噛み砕くのがハードだった。

やはり、フライは揚げたてに尽きると痛感。

しかしながら、他の学食では味わえないユニークなメニューが目立つので、そこは大いに評価したい。

 

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食事を終え、キャンパスをぐるりと散策して本日の学食巡りを終了した。


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近年の少子化でキャンパスが都心に集結する傾向あるが、郊外型のキャンパスも自然と触れ合える絶好の機会なので残してもらいたいものだ。


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学食巡り 265食目 東京国際大学 第二キャンパス

京阪沿線に引き続き、「関東でも鉄道縛りで学食巡りを…」という訳で、今回は東武東上線沿いの大学の学食を巡ってみた。

 

先ずは川越市にある東京国際大学。最寄り駅は霞ヶ関

 

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今回訪れるのは第二キャンパス。

実は近隣の第一キャンパスの方は、このブログを始めた頃に一度来ているのだ。懐かしい。

 

参考までに…。

http://gakushoku2016.hatenablog.com/entry/2016/08/12/102614


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受付を済ませて中へ。

 

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インターナショナルな第一キャンパスに比べると、外国人留学生の姿は見当たらず、まるで別の大学のようにすら感じる。

こちらはどちらかというと、ジャージやスウェット姿の体育会系らしき学生が多い印象だ。

 

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気分が高揚した時は、不意に走り幅跳びしても良さそう。

 

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学食はランドマーク的なクエストセンターの側にある。

 

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運営は時折、他の学食でも見かけるaimサービス。


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この日は、日替わり丼の 四川麻婆豆腐丼 430円を食べた。


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「四川」と名が付く通り、黒胡椒がピリリと効いたやや辛めの丼だった。

あと味噌汁が薄味。麻婆豆腐とのバランスなのか?

 

それから返却口の水が手動なのが珍しい。

最近はセンサーで感知して自動洗浄が主流なので。


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朝飯代わりの麻婆豆腐丼をペロリと平らげ、次の目的地へと向かう学食男であった。

 

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学食巡り 264食目 日本女子体育大学

白百合で久々の学食未遂に終わった我々は、気持ちを切り替えるべく、日本女子体育大学へと向かった。何の変哲もない住宅街を抜け、歩く事20分で到着。


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先程の白百合がハイソな雰囲気だったのに対し、こちらは地域のお祭り?を彷彿させる、庶民派な学園祭という印象だ。

 

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キャンパス中央にはグラウンドがあり、チビっ子を対象としたイベントが開催されていた。また女子大の学園祭定番のチャラ男連中は皆無で、家族連れが目立つ。

 

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「女子体育の母」と称される、設立者の二階堂トクヨ氏。

 

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体育大学だが、陸上や球技というよりも新体操や舞踊、ダンスなどに力を入れている節を所々で感じた。

 

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学食は学生会館内にある。


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同大学の学生でもある土屋太鳳の広告をしっかりとアピールしていた。

 

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学園祭だからか、メニューは少なめ。

僕は唐揚げ定食 440円、友達はラーメン 300円をそれぞれ食べた。味は安定した学食の味といったところか?

但し、定食は小鉢が付き、漬け物が無料なのは嬉しい。


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それから、お茶を汲みに行こうとしたら、給茶器の横にアイシング用の氷が設置されていた。

さすがは体育大!!

 

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折角来たので、食後に体育館でダンスイベントを観たり、ストレッチで体をほぐしてみたり、屋台で色々買ってみたりと学園祭自体を楽しんでみた。

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個人的にはもっと展示物を見たかったが、体育大故にその辺りは一般の大学とは異なるのだろうか?

疑問である。

 

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