学食漫遊記

20年前に大学生だった男が、学生時代を懐かしむと共に各大学の学食を食べ歩くブログ。

学食巡り 201食目 山梨学院大学

山梨県立大学を後にし、電車に乗って酒折駅で下車。本日二校目は、箱根駅伝でお馴染みの山梨学院大学である。

 

f:id:gakushoku2016:20181013151933j:image

 

酒折駅周辺は山梨学院大学関連の施設だらけで、もはや駅名を山梨学院大学前に変えても良いんじゃないの? 笑

 

f:id:gakushoku2016:20181013224119j:image

 

徒歩5分程で大学に到着。

銀のアーチ状のオブジェは、蒼穹の門。

大学のシンボルみたいな感じなんだろうな。

待ち合わせに最適だ。

 

f:id:gakushoku2016:20181013224116j:image

スポーツに力を入れている大学だけに、体育会系らしき学生の姿が目立つ。

故に運動施設も充実していた。

 

f:id:gakushoku2016:20181017093219j:image


f:id:gakushoku2016:20181017093159j:image

 

また、キャンパス内にFM局があり、丁度番組を収録していた。これは珍しい。

 

f:id:gakushoku2016:20181017094118j:image

 

あと、東京工科大程ではないものの、オブジェが多々有り、アートな一面も覗かせていた。

 

f:id:gakushoku2016:20181025182605j:image

 

f:id:gakushoku2016:20181025182727j:image

 

f:id:gakushoku2016:20181025183000j:image

 

散策もそこそこに学食へと向かう。

カフェテリア二階 プルシアンブルー。


f:id:gakushoku2016:20181025183958j:image

 

プルシアンブルーと聞いて、玉置浩二主演映画の「プルシアンブルーの肖像」を思い出したら、確実にアラフォー、いやアラフィフだろうな。


f:id:gakushoku2016:20181025183239j:image

 

幸いランチタイムを外したので、ガラガラだった。

運営は、aimサービス。

 

f:id:gakushoku2016:20181025183830j:image

 

メニューはメインの日替わり二種類と麺類、カレーなど。


今回は、メインA の鶏の唐揚げ トマトソース 310円にライス 普通盛り 120円、味噌汁 20円の計450円をセレクト。

 

味自体はいわゆる学食の味だが、にんにくと酸味の効いたトマトソースと唐揚げの相性バッチリだった。
味噌汁はもやしとワカメ。やや濃い目の味噌。

 

会計はカウンターで注文→先のレジで会計の生協スタイルだった。


f:id:gakushoku2016:20181025183851j:image

 

帰り掛けに、一階にある売店で校名入りボールペン162円を購入し、山梨学食巡りは終了した。山梨県立大と共に、以前から気になっていた二校を無事に訪れる事が出来、満足である。

 

f:id:gakushoku2016:20181120110150j:image

学食巡り 200食目 山梨県立大学 飯田キャンパス

記念すべき200食目を飾るに相応しく、今回は旅行を兼ねて山梨までやってきた。

そして、訪ねたのは甲府市内にある山梨県立大学 飯田キャンパス。

 

JR甲府駅から20分程歩くとキャンパスに着いた。

元々女子短大だったからか、かなり小規模な印象を抱く。

こちらの飯田キャンパスと看護学部がある池田キャンパスが統合して2005年に山梨県立大学として新たに誕生した。

 

f:id:gakushoku2016:20181010171910j:image

 

この大学に限らず、2000年代以降、短大が四年制大学として生まれ変わるケースが多々見受けられる。これも少子化による生き残りの策なのだろうな。


f:id:gakushoku2016:20181010172017j:image

 

グラウンド。

 

f:id:gakushoku2016:20181010205920j:image

 

休み時間に溜まり場になりそうな中庭。

 

f:id:gakushoku2016:20181012160106j:image

食堂はB館2階。

グローカルキッチン。


f:id:gakushoku2016:20181012160301j:image

 

こちらの学食は、経営不振で一度は閉鎖に追い込まれた学食を学生有志が一丸となって再生し、運営している。たまたまネットで記事を読み、その取り組みに感動し、以前から訪れてみたかったのだ。

 

f:id:gakushoku2016:20181012160613j:image

 

メニューは日替わりと丼、そしてチキン南蛮プレートの三種類。

今回は、日替わりの鯖の味噌煮定食を頼んだ。500円。

 

メインの鯖はしっかりと味付けされており、ご飯が自ずとすすむ。

ご飯は白米か16穀米か選べ、且つ量も選べる。

小鉢は肉じゃが

野菜スープはセルフサービス。キャベツ、人参、大根、ベーコンと具材たっぷり。

 

また、トレイとコップが可愛らしい。大学自体が女子学生が多いので、随所に女性を意識しているようだった。


f:id:gakushoku2016:20181012160609j:image

 

念願叶って、ようやく山梨県立大の学食を訪問する事が出来た。

味の美味しさはもちろん、食堂の雰囲気も和気藹々としていていた。また女子学生の接客も初々しくてアラフォー男の心をガッチリと捉えていたな。笑

近所に住んでいたら、ついつい通ってしまいそうなアットホームな学食であった。オススメ◎

 

f:id:gakushoku2016:20181012160832j:image

学食巡り 199食目 東京工科大学 蒲田キャンパス

怒涛の香港学食巡りの旅を終え、帰り道の蒲田で途中下車してみた。

今回訪れたのは東京工科大学 蒲田キャンパス。

 

東京工科大学と言えば、以前に八王子キャンパスへ行った事がある(http://gakushoku2016.hatenablog.com/entry/2017/12/01/143458)

が、SF映画の巨大要塞ぶりと奇抜なオブジェ群に只々驚かされたものだった。果たして、今回の蒲田キャンパスはどうであろうか?

 

蒲田駅を降りると、一際目立つ建物が目に入った。

 

f:id:gakushoku2016:20180910103850j:image

 

そう、この建物こそ東京工科大学の蒲田キャンパスである。

こちらも八王子と同じく、専門学校とキャンパスを共にしている。

 

f:id:gakushoku2016:20181029121842j:image

 

例によって、美術館らしさは健在だ。

 

f:id:gakushoku2016:20180923161807j:image

 

f:id:gakushoku2016:20180923161912j:image

 

こちらは創立者の片柳鴻氏が描いた絵画をオブジェにした作品。

 

f:id:gakushoku2016:20180923162012j:image

 

また八王子、蒲田キャンパスのデザインも自ら手掛けたそうだ。しかも、2018年現在で御歳98歳。どのような人物なのか非常に気になるところだ。

 

f:id:gakushoku2016:20180923163506j:image

 

さて、学食。

キャンパス横の道路を挟んで二つの食堂がある。

 

f:id:gakushoku2016:20181029115226j:image

 

今回は「理事長レシピ使用 」と銘打った油淋鶏丼に惹かれ、カフェテリアローズで食事する事にした。
理事長、どんだけマルチな才能なんだよ!


f:id:gakushoku2016:20181029115223j:image

 

さて、油淋鶏丼であるが、いわゆる油淋鶏とは異なるものの甘辛いソースと唐揚げの相性が抜群で美味しかった。480円。


f:id:gakushoku2016:20181029115525j:image

 

また、僕以外にも一般利用者と思われる人がいて気軽に利用出来る雰囲気でもあった。

 

f:id:gakushoku2016:20181029121342j:image

今回の学食訪問、八王子程のインパクトは無かったものの、片柳氏の手掛けた小宇宙を全身で感じる事が出来た。

やはり、私立大学は個性が際立つので訪問し甲斐があるな。

 

f:id:gakushoku2016:20181029122440j:image

学食巡り 198食目 香港城市大學

香港学食巡り、最後を締め括るのは香港城市大學。

 

実は前回香港へと来た際、こちらのキャンパスを訪れたのだが、学食入口に「一般利用不可」の張り紙を発見し、そのまま引き返してしまった経緯がある。

しかしながら、香港の友達がこちらの学食をたまに利用するそうで、「一般の人、沢山いるよ」との情報を入手したので半信半疑ながらも再訪問してみたのだ。

 

f:id:gakushoku2016:20180927191155j:image

 

前回訪れた嶺南大学同様、キャンパス内は異国情緒漂う雰囲気だった。ここは日本じゃないと…。

 

f:id:gakushoku2016:20181117141301j:image


f:id:gakushoku2016:20181117141335j:image


f:id:gakushoku2016:20181117141404j:image

 

キャンパス入り口。

ここは以前にも訪れたのでお馴染みの場所だ。

中に入り、エスカレーターで学食へと向かう。

 

f:id:gakushoku2016:20181118223213j:image

 

学食に着いた。

すると、明らかに学生ではない謎の老人団体や家族連れが続々と中に入っていくではないか⁉︎


f:id:gakushoku2016:20181118223248j:image

 

それはまさに、ショッピングモールのフードコートのようだった。

むしろ、学生を探す方が難しいぞ。笑

 

「なんだこりゃ?」

 

それまでの張り詰めていた糸がプツリと切れてしまった。笑

 

f:id:gakushoku2016:20181118223232j:image

 

拍子抜けしたまま実食。

 

好きなおかず2品とご飯セット。ドリンク付(コーラ)  24HK$ 約336円。


一つは酢豚みたいなやつ。
もう一つは、柔らかいぶた肉をピリ辛なソースで炒めたもの。めちゃくちゃ辛いがニンニクが効いていてすごく美味かった。肉が柔らくてシーチキンみたいな食感。

 

例によって盛り付けは豪快そのもので、汁が垂れようが、おかずがハミ出ようが御構いなし。まあ、このテキトーさが寧ろ好きなんだけどね。笑

 

f:id:gakushoku2016:20181118223304j:image

 

それにしても前回訪れた時に見た「一般利用不可」の張り紙は何だったんだろう?

狐につままれたような学食訪問であった。


f:id:gakushoku2016:20181118223805j:image

学食巡り 197食目 香港大學

さて、香港学食巡り第二弾は最難関大学の香港大學。

今回は香港の友達も付き合ってくれたので、何とも心強い限りだ。

 

f:id:gakushoku2016:20180908001359j:image

 

MTR 香港大學駅を降り、エスカレーターで地上へ出ると大學が現れた。

 

f:id:gakushoku2016:20180921152459j:image

 

山の高台をうまく利用して建てられているので、眺めはいい。

 

f:id:gakushoku2016:20181107175326j:image

 

また、中華民国建国の父 孫文の出身大学でもあり、観光客らしき一行が銅像前で記念撮影していた。

 

f:id:gakushoku2016:20180928143748j:image

歩いていると生協らしきお店を見つけたので、先に校名入りボールペン、ノート、Tシャツ等を購入。

さすがは名門校、グッズが充実していたぞ。

 

f:id:gakushoku2016:20181023153704j:image

グッズを購入し、気分も高揚したところで学食へと向かう。

キャンパス内には幾つかあったが、メインらしき所で食事をする事にした。


f:id:gakushoku2016:20181107154529j:image

 

中はこざっぱりしていてオシャレな雰囲気。

ランチタイムは過ぎているにもかかわらず、大勢の学生で賑わっていた。

 

f:id:gakushoku2016:20181107154721j:image

 

今回食べたのがこちら…。

茹でた骨付き鶏と紅腸(赤ウィンナー)が乗った御飯、コーラ 26.5香港ドル (約371円)。

味は市街地のお店で食べたものと何ら変わらないクオリティで普通に美味しかった。


f:id:gakushoku2016:20181107154735j:image

 

続いて友達が食べた日本風?の豚骨ラーメン。

何故か、焼き鳥が入っていた。笑

香港でも日本食はかなりポピュラーで、以前に訪れた他の学食にも日本食コーナーがあったほどだ。


f:id:gakushoku2016:20181107154725j:image

 

食事を済ませ、一通り散策して今回の学食訪問は終わった。

 

f:id:gakushoku2016:20181023155117j:image

 

次回は香港学食巡り 最終回。

乞うご期待‼︎ 


f:id:gakushoku2016:20180908001402j:image

学食巡り 196食目 嶺南大學

前回に引き続き、再び香港へと行ってきたので3回に渡って学食を紹介しようと思う。

 

先ずは、嶺南大學。

MTR兆康駅から徒歩で15分。

 

f:id:gakushoku2016:20180907132348j:image

 

市街地とキャンパスの境目が曖昧で、グーグルマップ片手にやや苦戦するも標識を見つけ一安心。


f:id:gakushoku2016:20180907132358j:image

 

漢字を使用する国だと、こういう時に助かるものだ。

 

f:id:gakushoku2016:20180915223702j:image

 

正門にいた守衛のおじさんに許可を得て中へ…。

 

f:id:gakushoku2016:20180915225821j:image

 

キャンパス内に入ると、随所に中華な雰囲気が漂っていた。


f:id:gakushoku2016:20180917210700j:image

 

f:id:gakushoku2016:20180923085110j:image

 

f:id:gakushoku2016:20180923085530j:image

 

f:id:gakushoku2016:20180923161319j:image

 

この創立50年の看板をあちこちで見かけた。

校章のデザインが何とも可愛らしい。


f:id:gakushoku2016:20180923085555j:image

 

そして体育館の名前が、「成龍體育館 Jackie Chan gymnasium 」だった。

ジャッキー・チェンとどういう繋がりがあるのか気になる。

 

f:id:gakushoku2016:20180923101533j:image

 

学食は康樂樓内にある、泰寧堂(Tai Ning Hall ダイニングホール?)。

 

f:id:gakushoku2016:20180923155032j:image

 

朝食とランチ時間によってメニューが異なり、且つオクトパスカード(香港の交通系ICカード)決済が基本だが、隣のカフェでも現金で会計出来た。日本以上にカード決済が普及している。


f:id:gakushoku2016:20180923154956j:image

 

学食内は天井が高く、広々とした印象。

また、留学生らしき外国人の姿も目立つ。


f:id:gakushoku2016:20180923155014j:image

 

香港学食巡り第一弾の食事はこちら…。

 

川味口水雛 白飯 コーラ 37HK$ 約518円

茹でた骨付き鶏肉の上に、酸味の効いた食べる辣油みたいなソースと砕いたピーナッツがかかった四川料理


見た目ほどは辛くないが、それでもそれなりに辛かった。鶏肉は塩気強し。
味はまずまず。ご飯がジャスミンライスみたいな香りがした。

こちらはスープが無いのが一般的なのか?
日本の学食に慣れてしまったからか、個人的に味噌汁ないと落ち着かない。


f:id:gakushoku2016:20180923155047j:image

 

今回、注文する際に戸惑っていたら男子学生が買い方を親切に教えてくれた。

異国での優しさは日本以上に胸に響くものだ。

多謝!! 多謝!!

 

第二弾へと続く…。

 

f:id:gakushoku2016:20180923161445j:image

学食巡り 195食目 東京大学 医科学研究所

今回の学食は、白金台にある東京大学 医科学研究所。

 

白金台駅を出たらすぐに現れる、この看板が目印だ。

 

f:id:gakushoku2016:20180905184006j:image

 

東京大学の医科学研究所は、1892年に福沢諭吉が私財を投じて設立した「大日本私立衛生会附属伝染病研究所」が前身である。

 

f:id:gakushoku2016:20180906001228j:image

 

マンホールに当時の名残りが…。

 

f:id:gakushoku2016:20180906001759j:image

 

キャンパス内には付属の大学病院があり、その病院を中心に各種建物が配置されているように見えた。

 

f:id:gakushoku2016:20180906002133j:image

 

休憩するのに丁度良い庭。

 

f:id:gakushoku2016:20180914213602j:image

 

医科学記念館では、大日本私立衛生会附属伝染病研究所の設立当時の歴史的資料を見る事が出来る。


f:id:gakushoku2016:20180914213605j:image

 

個人的におすすめなのが、同じ敷地内にある「ゆかしの杜」。

 

f:id:gakushoku2016:20180914213846j:image

 

昭和13年に建てられただけにレトロ感満載だ。11月からはミュージアムショップやカフェもオープンするらしいので、見学がてら訪ねてみてはどうだろうか?

インスタ映えする事間違いなし!

 

f:id:gakushoku2016:20180914213843j:image

 

さて、本題の学食。

購買と共に白金ホール内にある。

 

f:id:gakushoku2016:20180914173949j:image

 

他の東大キャンパスと同じく生協運営だが、生協お馴染みのメニューの他に、白金定食や松定食などのオリジナルメニューが充実しているのが特徴的だった。但し、組合員と一般で値段が違うのでご注意を…!(一般は80円高い)

 

f:id:gakushoku2016:20180914220130j:image

 

今回食べたのがこちら。

 

先ずは友達が頼んだ「白金定食 」610円。

カレイの揚げ出しと肉じゃが 

メインのカレイに肉じゃがとお好みの小鉢(冷奴をチョイス)が付いた定食。

全体的にサッパリとしたおかずながらも食べ応えのある印象だ。


f:id:gakushoku2016:20180914220137j:image

 

続いて、僕が頼んだ「おまかせ定食 」580円。 豚焼き炒めセット 
小鉢はかぼちゃの煮付け

豚焼肉という、ド定番な一品。やや濃い目の味付けにご飯も自ずとすすむ。


f:id:gakushoku2016:20180914220127j:image

 

デザートに食べた「ケーキセット」210円。
オレンジピールが入ったチーズケーキ
アイスコーヒー


f:id:gakushoku2016:20180914220133j:image

 

一般価格が設けてある通り、僕ら以外にもタクシー運転手らしきおじさんやら親子連れなど、一般利用者が見受けられ、利用し易かった。奇をてらってない、普通な感じが寧ろ新鮮でいい。家庭的な味付けで美味しかったし。


f:id:gakushoku2016:20180914173946j:image

 

実は以前からこの場所が気になって仕方がなかった。

遠くに聳える古めかしい建物に何度となく足が止まるも、重厚な正門の前にたじろぎ、素通りしたものだった。

しかしながら、長年のモヤモヤが解消され、且つ新たな収穫を得る事が出来た。思い切って入ってみて良かったー‼︎

 

f:id:gakushoku2016:20180915223051j:image