「小田原にある関東学院大学のキャンパスが2017.3月*(注で横浜に移転する」という情報をキャッチしたので移転前に足を運んでみた。
小田原駅から徒歩20分で到着。
閑散としていて学生がいる雰囲気がせず、不安だったので受付で見学の旨を伝えて入校する。
中に入ると、大勢では無いが一定数の学生がいて安心した。笑
こちらの小田原キャンパスには法学部の学生が学んでいる。そして、男子学生がやけに多い印象を受けた。
学食は3号館。
中に入ると、外観からは想像出来ないくらい、山小屋みたいな雰囲気に驚かされた。笑
そして、やや年月が経っている印象も受けた。
1991年にこのキャンパスが出来たから、四半世紀前の建物になるわけだ。
壁に貼られていた「小田原丼」が気になるも売り切れていたので、代わりに焼肉定食を食べる事にした。460円。
席に座って実食。肉はビーフ。濃い目の味付けでご飯がすすんで美味しかった。安定した味といった具合。
味噌汁はワカメともやし。
そして食後の運動がてらキャンパス内を散策してみる。
まずは学食の近くにある購買で、定番の校名入りボールペンを入手する。
毎回、学食巡りで手土産が無いと寂しい気持ちになるのだ。笑
再び散策する。
遠くに小田原の街並みが見えた。
法学部は横浜に移転してしまうが、春からは新たに工学総合研究教育施設としてこのキャンパスを利用するとの事。
今回の関東学院に限らず、今まで訪れた大学でも少子化による影響で、一つのキャンパスに統合する大学があった。
丁度、僕が受験生の頃(1990代前半)、いわゆる私大バブル期と言われる時期で、膨大な受験生の受け入れ先として新設大学、新設キャンパスが続々と増えていた記憶がある。
このキャンパスもそんな時代のニーズに合わせて建てられ、そして少子化により閉鎖される。
煽りを食らう地方都市は、学生がいなくなると経済への影響も懸念されるし、何かしらの対策が必要だと思う。
やはり、若者が沢山いる街は活気があるものだから…。
これは大学に限らず、日本全体の問題なのかもしれないけど。
今回は色々と考えさせられる学食巡りとなった。
*大学を訪れたのは2016.12月。なので、この記事を読む頃は、既に法学部は横浜へと移転している。