次に向かったのは、文京学院大学 ふじみ野キャンパス。
東邦音楽大学から車で15分くらいの距離である。
文京学院大学は以前、文京区にある本郷キャンパスへと足を運んだ事があるが、こちらのふじみ野キャンパスには、保健医療技術学部と人間学部の二学部と大学院が設置されている。
都会の本郷キャンパスに比べると辺り一面に緑が生い茂り、且つ公園や家電量販店、スーパーなどの居住空間もあり、生活するには丁度良さそうな環境だ。
先程訪れた東邦音大と同じく、入校する際に検温、消毒、オンラインでの個人情報の記入などの手続きが必要だった。この辺りは対面開催とは言え、まだまだ制限がある。
キャンパスは保健医療技術学部があるせいか、どことなく病院にいるような感覚に陥った。
また小さな子供を連れた家族や身体の不自由な来客の姿も目立つ。
こちらの大学も子供が体験出来るようなゲームを除くと、展示物や模擬店は少なめだった。
さて、肝心の学食であるが、結論から言うと食堂自体が営業していなかった。なので未遂。
学園祭の時期は営業している所とそうでない所がある。学園祭に絡まない学生は休みだし、模擬店があれば売り上げの妨げにもなるからだと思う。残念だが仕方がない。
その代わりに学園祭内で唯一出店していた所でカレー&フライドポテトのセットを購入して食べた。カレーが予想外に激辛で食べるのに一苦労してしまった。400円。
今回、二校を訪ねた感想としては、やはりコロナ禍以前のように大々的に開催するまでは、まだまだ時間がかかりそうだという事。
親切に道案内してくれた学生の「ずっとオンラインだったので、正直なところ建物内を完全に把握しきれていない」と言っていた一言が印象に残る。
ひょっとすると学生同士のコミュニケーションさえ、まだぎこちないのかもしれない。
とは言え、こうして制限がある中、対面開催出来るようになったのは明るい材料ではないだろうか?